重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2020/10/07 23:43:30
【サウジアラビアRC】東京1600はこの時期の2歳馬にとってはなかなかタフなコースで基本はスローで道中のペースも上がりにくく3Fの瞬発力戦になりやすいレース。純粋な能力も反映されやすい条件やから例年重賞級の勝ち方をしてきた馬がここで強いレースをしてそのままGⅠでも好走することが多かったけど今年は正直かなり小粒なメンバーしかおらん印象。血統的にも王道系でサンデー系とキングマンボ系がほぼ独占。
ちょっと買いたい馬が見当たらんなぁ・・・というのが率直な感想。まずトップスピードや瞬発力の裏付けがある馬がおらんし血統的にも高速府中+スローで良いようなタイプもおらんなと。インフィナイトはフットワークも馬体的にも重苦しさのあるモーリス産駒で母系からも瞬発力を補強するような要素は感じられへん。雨が降って上がりのかかる競馬にでもならん限り厳しそう。キングストンボーイは新馬戦の相手が相当弱いしレースレベルも至って平凡。特別大物感のある感じもせんし余程パフォーマンスを上げてこん限りはアタマまではないんちゃうかなと。ステラヴェローチェは新馬戦が時計のかかる馬場やったから判断が難しい。バゴ産駒ってとこだけ見れば高速馬場に不安があるけど母系は軽いスピードタイプ。こなしても不思議はないんかな。ピンクカメハメハは前走はかなり厳しいペースで逃げての失速で度外視しても良い。血統的には平坦向きで馬場が軽くなるのもプラス。あとは野路菊S2着のダディーズビビットと4着のシティレインボーは勝ち切れるかはともかく買いやすくはあるかな。