Nicotto Town



読書感想文①オペレーションZ


読書サークルにいれてもらってそこで書いた読書感想文を日記にも掲載します。

連続ドラマにもなった 

「オペレーションZ 」真山 仁
あらすじ
「破滅を回避する道はただ一つ、日本の国家予算を半減せよ! 明日にも起こりうる危機、国家破綻。日本国債が市場で吸収されなくなった時、ヘッジファンドが国債を売り浴びせた時、それは現実となる。総理の密命を帯びたチームOZは、歳出半減という不可能で不可欠なミッションに挑む。官僚の抵抗、世論の反発、メディアの攻撃、 内部告発――。未曾有の超大型エンターテインメント。」

現実の日本が抱えている問題を政治家・官僚・メディア・世論入り混じって物語が進んでいきます。
過去の政治家・官僚・それの恩恵を得た国民誰が悪いのかわからないけど・・・
解決しないといけないことを後回しにしておくと危険なことは誰でもわかっているが、それに手を付ける勇気と覚悟が誰にもない。

日本は借金もありますが、資産もたくさんあるので
当面は財政破綻しないかもしれません。
しかし財政破綻しないからといって、安心とは言えません。
今後高齢化が進んでいけば景気対策だけでなく、
年金や医療費といった社会保障額も増え、借金もさらに膨らむでしょう。
コロナ禍対策の補償費・税収減
災害国なのでその対策費・災害補償費等の支出も国の財政圧迫になる。

借金が増え続ければ国債の信用度も下がり、借金を続けることすらできなくなるかも知れません。また万が一、国債を返済しないといけない事態になれば、円が大量発行されてインフレが起こる可能性もあります。

今後は身を削って社会保障を見直さなければ借金問題は解決しません。
そして社会保障を見直した場合、
削った保障分の出費は家計を打撃することになります。

今のうちからしっかり貯蓄しておくだけでなく、
資産の一部をドルなどで貯蓄するなど通貨分散をして
インフレに備えることも大切です。

今さえよければの・・・事なかれ主義だからなあ。
コロナ禍でますます経済がおかしくなっていく中で
どうするのだろう・・・
と思う今日この頃です・・・




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