釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第19回イエメン
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/10/01 09:02:41
イエメンはサウジアラビアの南の国で、この国は実は「釣り師のあこがれの国」でもあります。
ここでは「シバの女王の国」と「モカマタリ」についてお話します( ^)o(^ )
まず、「シバの女王の国」ですが、牧師の家に生まれ牧師の人生を歩んだ神戸在住の友人が、中学時代のテニスの練習の合間に、旧約聖書の一節に登場するシバの女王の国のことを話してくれたことがあったのです。(旧約聖書以外に、シバの女王の国を記載した書物は皆無という。)
それは邪馬台国の謎にも似たもので、イスラエルのソロモン王とのラブロマンスで有名な、女王に統治されたシバ王国が、実際にはどこに存在したのかというものでした。
アラビア半島のイエメンのマーリブにあったというのが一番有力な学説(僕の友人もシバ王国マーリブ説である。)ですが、その他にもエチオピア正教徒全員が信じている、シバの女王の国はエチオピアのアクスムにあったという学説があります。
釣り師はむろん、友人の主張していたイエメンのマーリブ(シバの女王ビルキスの居城であったとされるアルシュ・ビルキスなどの遺跡がある。)説です。
シバの女王についてもっとも古い記録は『旧約聖書』「列王記上」で、それによると「シバの女王はソロモンの知恵の噂を伝え聞くと、多くの随員を伴って、香料、大量の金、宝石などの贈り物をラクダで運び、難問を以って彼を試そうとエルサレムを訪問した。女王はソロモンに数々の質問を浴びせるが、ソロモンに答えられないことは何も無かった。また、その宮殿、食卓の料理、居並ぶ臣下、神殿の燔祭などの様子を目の当たりにした女王は感嘆し、ソロモンが仕える神を称え、金200キカル(1キカルは約34.2kgなので6.84t)と非常に多くの香料や宝石を贈った。ソロモンも女王に対して贈り物をしたほか、彼女の望むものを与えた。こうして女王一行は故国に帰還した。」という内容です。
ところで、ソロモン王は旧約聖書の「列王記」に記されている古代イスラエル王国の三代王にして、同国を最盛期に導いた人物で、優れた政治家であるともに人並み外れた知恵者でもあり、欧米圏においてはアーサー王を補佐したマーリンと並ぶ、偉大な魔法使いとしても知られています。
「シバの女王」はこのくらいにして、次は「モカマタリ」です。
釣り師は「モカマタリ」の大ファンで、一時は10年程の間、このコーヒーのみを飲み続けたことがあります。(もちろん、シバの女王とソロモン王の恋物語を思い出しながら・・・)
実は釣り師の昔々のその昔のホム友(出身がわかりますね)が、こんなことを書いていました。
本日のティーブレイクは、苺ケーキとフルーツ。
飲み物はブルーマウンテン。
BGMは「シバの女王」
自ら進んでソロモン王に近づいた女王・・・・
計略の為に誘惑したはずのシバの女王・・・・
しかし、いつしかソロモンを真に愛し始めてしまった女王・・・・
暖かな午後の窓辺・・・・
ホム友のことを思い出しながら、ブルーマウンテンでなく、今日もモカマタリでやってる釣り師です( ^)o(^ )
さて、モカコーヒーの中でも最高級品にあたるモカマタリは、イエメンの急斜面を利用した段々畑で作られ、紅海に面したイエメンの小さな港町「モカ港」から世界中に輸出されますが、もちろんモカコーヒーの名前の由来はこの「モカ港」からです。
今日の話は、こんなところでおしまいです。
皆さんはイエメンと聞いて、何を思い、何処を旅してみたいですか。
トーキング ウィズ 松尾堂、すごく良かったですよ。
古い友人や昔昔のそのまた昔のホム友にも聞かせてあげたいと思いました。
久しぶりに、贅沢な時間が過ごせました。
感謝です( ^)o(^ )
なにやらコーヒーの話をしている!
しまった最初から聞きたかった(>_<)と思ったら聴き逃し配信がありました。
よろしければコーヒータイムのお供にどうぞ♪
トーキング ウィズ 松尾堂
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0715_01
18分頃~ダイアモンド☆ユカイさんのコーヒー話
29分頃~滋賀医科大学准教授…旦部幸博さんの紹介
40分頃~本題
古い友人がコーヒーに詳しく、釣り師も古い友人と付き合っていた頃はコーヒー通でした。
古い友人はこんな調子でコーヒーの話をします。
「コーヒーの原種は3つしかなく、アラビカ種・リベリカ種・ロブスタ種に分けられる。
アラビカ種とは、最も世界で広く栽培され(世界の2/3がこれにあたる)、味・香りともに優れている。ブルーマウンテン・キリマンジャロ・モカ・コロンビアなどの上級品ががこれにあたる。
途中は省略(話が長くて1時間もかかります( ^)o(^ ))
エチオピアとイエメンのモカの話に留めます。
まずモカ(ハラー)
これはコーヒー発祥の地エチオピアの品種で、ストレートでは、芳醇な甘味と香りを楽しむことが出来、また、果物のような甘味からブレンドの隠し味としても使用される。
酸味はイエーメン産のモカよりも強い。
次にモカ(マタリ)
イエーメン産モカコーヒーの代表品で、甘い香りと程良い酸味が特徴。
コーヒーはエチオピアが原産と言われているが、実際に飲用として始めて飲み始めたのはイエメンで
「シバの女王」の治めていた国の格調の高いコーヒー。
釣り師は今日もモカマタリ、飲みました( ^)o(^ )
こんなコロナの時代ですが、幸せな時間が過ごせました・・・・。
エチオピア産なのでした・・モカマタリ飲んでみたいです。
久しぶりに「シバの女王」聞いてみました。
哀愁のあるメロディーが秋にぴったり。
次にコーヒー飲む時のBGMにしてみましょうか♪