ひまわり
- カテゴリ:日記
- 2020/09/29 11:14:03
もともとさほど広くはない庭に一画にヒマワリの種をまいた
種は以前同じ庭で採取したものだ
バランスよく6本の芽が出てきた
でもすぐに気が付いた
元気の良いのとそうで無いものがある
間引きをしようと思ったが止めた
せっかく芽を出してきたもの
抜くのはかわいそう
それから月日がたった
元気なヒマワリは自分の身長を超え185センチくらい
茎も2センチは超えている
一方のヒマワリはそれでも80センチくらい
茎は鉛筆サイズ
花が咲いた13~14センチの立派な物
一方は7~8センチでボリュウムもない
葉の大きさも片や小ぶりのうちわ
片やスマホサイズ
片や戦うガンダム
片や壊れかけたポンコツロボット
そんな風にも見える
でも花の色は同じ
片や夏の日差しのなか黄色の花が青い空に映え
片や黄色は庭の低いフェンスのワンポイントとなる
それぞれがそれぞれ個性がある
人間も同じなのかもしれない
それぞれがそれぞれに素晴らしい
見る人の目と社会の仕組みが
バイアスをかけたり合致しないものとしてしまう
ヒマワリには同じ陽の光が降り注がれている
そしてヒマワリは同じく花を咲かせた
それを見る人間の目が価値という不平等を生み出す
人は陽の光と同じ温かさを持つことが必要なのかな
もうすぐヒマワリの種を取る
来年はどんなヒマワリが育つのだろうか