日本百名山 ~BSプレミアム~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/09/23 00:02:30
こんばんは!23日(水)は東北日本海側、北陸や南西諸島で
晴れる所がありますがその他の地域は雲が多く、東日本太平洋側や
西日本を中心に雨が降るでしょう。関東から近畿では大雨になる恐れがある為、
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水等に警戒、注意してください。
波風が強まる為注意が必要です。
秋田と山形に跨って聳える
鳥海山
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豪雪の山に花咲き誇る
*この番組は2018年11月に放送したものです
〇登山ガイド 佐藤正俊さん
麓の町で生まれ育った佐藤正俊さん。
地元の子供たちなどを鳥海山に案内して10年のベテランです。
前回は標高2000m近くのところまで登ったところで終了でした。
今回はここから頂上を目指します。どうぞよろしくお願いします。
「見て、右手の方ご覧ください。月山です。(1984m)」
山形の真ん中に聳える修験の山、月山。さらに右に目をやると日本海と庄内平野。
雲が湧きやすい夏に見られるのは珍しいそうです。
「あ~、もう小屋すぐそこですよぉ。見てくださ~い」
歩き始めて2時間半、今夜泊まる山小屋まであと少しですね。
山頂の直下に山小屋があるんだ。随分急だなぁ。
「ここちょっときついので怪我しないように降りて行きましょう」
50m程下るとようやく山小屋に着きました。
「う~、よいしょ、腹山頂の到着しました。お疲れ様でした。
今日はここで、あの~、ゆっくりしましょう、はい」
*現在 山小屋の営業は休止しています
目指す頂上、新山はもう目の前。明日のご来光楽しみだなぁ。
鳥海山の夜、この星空を目当てに登って来る人も沢山いるんだそうです。
ずっと見ていたくなる。
3日目
登山三日目
「おはようございます。今日はうん、絶好のご来光の見える朝だと思います。
行きましょうか?」
午前3時半、ご来光を見ようと山頂を目指します。
「赤くなってきましたねぇ。もうすぐ朝日が昇りますねぇ。
今は正面見えるところ、新山ですのでそこからご来光を眺めましょう」
はい、もうすぐ4時ですね。
「よいしょ」
溶岩ドームの最後の登り、よいしょっと。わ、もう沢山人がいる。
みんな早起きしてきたんだ。
「お疲れ様でした。頂上到着です」
ありがとうございました。
「ありがとうございました」
午前4時45分、東の方から朝日が顔を出しました。
「太陽のちょっとしたの方に見えるのが早池峰山ですね」
〇早池峰山(はやちねさん)(1917m)
北上山地の最高峰、早池峰山が黄金色に輝いてる。
雲海の上には岩手山。
〇岩手山(2038m)
昨日歩いた外輪山コースのシルエットが美しい。
その奥には日本一長い山脈、奥羽山脈が連なってる。
東北の名峰を一望できてとっても幸せな気分。
「こう、影雲海、綺麗な三角形ですね。日本海にだいぶ見えます。
日本海に浮かんで見えます」
わぁ~、朝日に照らされて鳥海山の影が映ってる。
〇登山ガイド 佐藤正俊さん
「私もこんなにいい景色見るっていうのはもう今までに無いくらい、
えぇ、綺麗でした。我々にとっては鳥海山っていうのは身近な存在であって、
お花が最高に綺麗。ほんと暑い時の雪渓を歩いてるって時は
気持ちいくて遠くから来てくれる人に楽しみを分けてあげたい。
地元の山なんでいつまでも綺麗な鳥海山、残ってて欲しいなと思います」
そろそろ山は秋の気配、風も一段と冷たくなってきた。
あっという間に過ぎ去っていく東北の眩い夏山のひと時を
満喫する山旅です。
三日間に渡る鳥海山の登山の旅、いかがだったでしょうか?
海が見え男鹿半島や飛島が見えとても素晴らしい景色でした。
山から海を眺める時の夕陽、とても美しかったです。
鳥海湖もありとても湖の水が奇麗です。
神社では米や海の幸が沢山獲れることを生活するにあたり
とても重要なことをこちらで祈願でした。素晴らしい文化ですね。
また、沢山の高山植物が生え、逞しさを感じました。
そして東北を代表する山々を眺められとても絶景です。
本当に佐藤さんが言われましたように残ってて欲しいですね。
どうもありがとうございました。
そうですね、夜は気温が下がりますのでそろそろ標高の高い地域は
始まりそうですね。どうぞ気圧変動も激しい時期に入りますので
お気をつけてお過ごしくださいませ。