史上最高面白かった本
- カテゴリ:日記
- 2020/08/30 17:48:59
「イモムシ偏愛記」 吉野万理子・著
もう一冊挙げるなら
「ロバのサイン会」 著者同じ
リアルタイムでイタリアンパセリに産み付けられた
アゲハの幼虫がビックリするくらい遠くまで歩いて
蛹になっているので、すっかりストーリーの中に
入り込んで読みました
自分がもうすぐ蛹になるから安定の壁に辿りつかないと、と
わかっているんでしょうね、いくつもの植木鉢を乗り越えて
(見てないからわからないけど、たぶん)家の壁で
動かなくなっているのを4つ発見しました
こんなに移動できるんだ?!ってまじ驚きます
もっと居たのに、他の子はスズメや猫に食べられてしまった
のでしょうか、青汁みたいに美味しくないそうですが
この本でもヒカルくんというカッコイイ男子がいました
ただのイケメンではなくて、信念を持ってるところ
本当だったら話したくない自分のこともさらけ出せる
ところがカッコいいと思いました
凪さんのように、人と人を結びつける潤滑油的存在に
憧れました
「ロバのサイン会」のほうは
水族館のバンドウイルカ同士の会話が楽しいし、
気持ちもよくわかります
奈良公園を目指すけど、やっぱりツノを切られるのが
イヤでエサはもらえても公園を離れる鹿の話も面白いです
どんなに迷惑か、人間って一番困ったちゃんです
自然って、凄い。