日本百名山 ~BSプレミアム~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/08/22 00:04:41
こんばんは!22日(土)は北海道と北陸では晴れますが、その他の地域では
雲が多く、雷を伴って激しく降る所もある見込みで、特に沖縄県先島諸島では
雷を伴い、激しく降る見込みです。
前回は鹿島槍ヶ岳を目指す途中の立山や剱岳を展望できる場所での
テント場までをご紹介致しました。今回の山旅では2日目からスタートします。
どうぞよろしくお願いします。
鹿島槍ヶ岳 北アルプス・後立山連峰
*この番組は2017年10月に放送したものです。
*撮影:2017年7月下旬
〇ガイドさん 三戸呂(みとろ)拓也さん
登山界の名門、明治大学山岳部で主将を務めました
2日目
この日も鹿島槍ヶ岳は晴天。
おはようございま~す。
「おはようございま~す。で、今日はこれから鹿島槍の山頂を往復してくるんで
不要な荷物はテントに置いて軽くして行きましょう」
分かりました。
「準備いいですか?」
はい。
「はい、行きま~す。お願いします」
宜しくお願いします。
山頂まではおよそ2時間
わぁ、右側は雲海だぁ~。朝日が眩しい。
お~、剱岳。朝は雪と緑のコントラストがこんなにくっきり。綺麗だなぁ~。
つづら折りの道を登り、先ずは布引山(ぬのびきやま)を目指します。
テント場を出発して1時間15分
@布引山山頂(2683m)
「布引山山頂です。もうひと踏ん張り」
@鹿島槍ヶ岳(2889m)
お~、鹿島槍がこんなに近づいてきた。
この先しばらくなだらかな道が続きます。
気持ちいいなぁ。
「こっち側、斜面一面、花畑になってますね。綺麗ですね」
ほんとだぁ、いっぱい咲いてる。
「高い所にも綺麗に花が咲きますね」
綺麗ですねぇ。
へぇ~、鹿島槍の稜線って花も楽しめるんだぁ。
<山旅ナビ>
美しく伸びる鹿島槍ヶ岳の稜線。この一帯は多様な花が見られることから
特別天然記念物に指定されている。
6月下旬、雪が融けた場所から花々が咲き始める。
次第に花の種類が増え、8月に最盛期を迎える。
@コマクサ(ピンク色のお花)
@アオノツガザクラ(黄色のお花)
@タカネバラ(ピンク色のお花)
@ミヤマキンポウゲ(黄色で5枚の花びらのお花)
鹿島槍ヶ岳は花と絶景、両方を楽しめる
さぁ、稜線の魅力をたっぷり楽しんだら残すは山頂のみ。
お~、急斜面だ。
「ちょっと足場、ガラガラした石が多いんで注意して歩きましょう」
はい。
「登りきったら山頂です」
これが最後の登りか。あと一息。石に足を取られないよう、ゆっくり、慎重に。
おっ、道が平らになってきた。
あ~、山頂の標識だぁ。
「は~い、お疲れ様でした。鹿島槍ヶ岳山頂です」
@鹿島槍ヶ岳 山頂(2889m)
やったぁ~。
「やあ~展望、今日素晴らしいですね」
わぁ~。
標高2889m。鹿島槍ヶ岳山頂からの眺め。青空と雲、そして山並みが
織り成す絵画のような世界が広がります。
北側にはもう一つのピーク、北峰(2842m)
深く切れ落ちる八峰(はちみね)。キレットに後(うしろ)立山連峰の
名峰が連なります。
@白馬岳(しろうまだけ)(2932m)
@五竜岳(ごりゅうだけ)(2814m)
そして南側。
「反対側も良く見えてますね」
あ、歩いて来た稜線だ。こんなに長いんだぁ、凄い達成感。
その遥か先には槍ヶ岳(3180m)と穂高岳(3190m)まで見渡せます。
〇ガイド 三戸呂拓也さん
「今回通ったルートでも、昨日今日で沢山の絶景見られました。
で、通った稜線は凄く爽やかだなと再確認出来たんですけど、
僕にとってはあの原点は山なんですけど、登山っていうことに関わらず。
あの、下からもう毎日、この山頂と大好きな稜線を見て育ってたので
この山の地元で育てて贅沢でした。幸せでした」
美しく長く伸びる稜線には登山の喜びがぎっしり詰まっている。
そんな北アルプス、鹿島槍ヶ岳の山旅でした。
三日間かけてこちらの鹿島槍が岳をご紹介致しました。
いかがだったでしょうか?素敵な所は見つかりましたでしょうか?
特にガイドさんの三戸呂さんと雷鳥さんのお喋りはユーモアたっぷりでした。
分かりあっているのでしょうか?それは雷鳥さんだけがご存じかもしれません。
溶岩プレートで焼かれたピザも美味しそうですね。
コシアブラやミズナラ、カエデなどの広葉樹の森も素敵ですね。
いつまでもこの大自然が残ることを願いながら失礼をさせていただきます。
皆様どうもありがとうございました。
そうかもしれませんね。陽が落ちるのが早くなってきましたね。
歩くとまだまだ大汗ですが、もうしばらくするとこちらも秋を感じてくるでしょうね。
山のほうは既に日光もそうですが赤トンボが出ているそうで、秋なのかもしれません。
そうですね、何と言いましても紅葉や草木のうつろいの違いですね。
どうぞももさん、今週もご健康でお過ごしくださいませ。
また違う季節も素敵そう( *´艸`)