私が出会った最低男⑪
- カテゴリ：日記
- 2020/07/30 14:29:20
電車に乗り、先輩がいるバーの最寄り駅まで到着した。
先輩にLINEすると
「待ってて、今行くから」
そう言い、待っていると先輩がやってきた。
「お待たせ、どうしたの急に話って？僕に会いたかった？」
そう聞かれ、
「早くに飲みが終わったので、先輩が空いてたら一緒に飲もうかなって思いました」
もう会いたいと口に出すのはやめようと思っていた。余計に会いたくなるから。
すると
「え～嬉しい、こんなにすぐ来てくれるとは思わなかった！本当にびっくりしたよ！」
そう言い、本当に喜んでいるように見えた。
どうやら、一人暮らしを始めた先輩の家の最寄り駅だったらしく、
「りさはお腹すいた？」
「まぁ、普通くらいですかね」
（本当はこの時居酒屋で食べていたのでお腹いっぱいだったが）
「そっかー、お勧めのお店あるからそこにしようかなぁ‥」
と先輩がつぶやいていた。
急に先輩が何かを思いついたように
「あ！！良いこと思いついた！僕、りさにパスタつくるよ！」
と言い始めた。
私は、ん？それって先輩の家に行くってこと・・？となったが、半ば強引に
連れて行かれた。
いやもう、「りさ来てくれないの？ねぇだめ？お願い！僕作ってあげたい！」そんなことを言われたら断り切れなかった。
渋ったが「いいですよ」というと、「やった！！何系がいい？」とルンルンで考え始めた。
私は、あっさり系で。というとわかった！任せて！
その後、スーパーにより、
「りさはおつまみ何食べる？」
「ん～生ハムとか好きですよ」
「はーい、じゃ買っておくね、それとー、お酒一缶だったら飲める？」
「ほろよいだったら全然平気です」
「おけー、このくらいかなぁ、買い過ぎたかも」
そういったのも、一人暮らしなのに卵だのなんだの色々かごに詰め込んでいた。
「こんなに買うんですか？大丈夫ですか？」
「うん大丈夫、結構食欲あるし、あっという間になくなるよ。だからか、食費が最近いたい出費だよ（笑）」
そう言っていた。
レジで並んでいると、私の手を握ってこようとしたのか、携帯を持っている手だったので、なんですか？というと携帯を奪いたかっただけ～とはぐらかされた。
（いや、本気で携帯を取ろうとしただけなのかもしれないが・・）
なんだかんだ買い物をしている時間が楽しかった。
あぁ、これで付き合ってたらなとそう思った。
その後、徒歩10分で先輩の家に着いた。
先輩が、一瞬外で待ってて！！片づける！
そう言い、数分後に扉があき、入っていいよとなった。
綺麗な部屋で廊下もある、ロフト付きのマンションだった。
へぇ～おしゃれだなぁ・・と思った。
だが、私の目的は、先輩に告白して、終電までには帰ることだった。
「僕はご飯作るから、適当にくつろいで」と言われ、
ソファに座るのは申し訳ないと思い、床に座っていると、
「なんでそんな床なの。女の子なんだからソファに座りな～？」
と言われソファに座った。
もう私はこの状況での緊張感が半端なかった。
（ご、ご飯食べたら言おう、言おう・・）
ご飯を出してもらったが、味わうほどの余裕はなかった。
それから、食器を洗い、リビングに戻ると、
「ねぇ、りさ、YouTubeみよう」となりお笑いをみたり、先輩お勧めの映画を教えてもらったりして、楽しんだ。
家で二人きりなせいか、先輩が甘々で。
狭いソファで身を縮めながら、膝枕してきたり、肩に頭置いて来たり。
キャパオーバーだった。
そんな無駄な時間を過ごしていたらあっという間に終電がなくなっていた。
（もー！！自分のバカ！！）
泊まることになった私は、強制的に先輩が着て！といってきたパジャマを着ることになってしまった。
ここからまた先輩と過ごす夜はとても長く感じたのだった。
＜＜つづく＞＞
告白するぞ！って決心したのに、中々言えないなんて本当にね、私も私ですよね。
なぜ、家だったら告白しやすいと思ったんですかね。
まぁ、先輩がワクワクしている姿が可愛く見えってしまって。ついつい・・というところがダメなんでしょうね（笑）
好きな人の前だと、何にも上手くいかないですね。すべてが空回り。
気持ちの浮き沈みが激しいですし。
もうこんな報われない恋はしたくないものです！
ですが、やはり好きという気持ちがあってこその付き合うという気持ちになりますよね。まぁいっか。ではじめるとまぁいっか。な結果になる気がします。
この時は全力でした・・
もうそんなピュアさは持ち合わせていません。前の記事とかにもありますけど。
２５まで・・（笑）
次回は、先輩との夜になにがあったのか書きますね！
ではコメントお待ちしてまぁーす♪(/・ω・)/
先輩との一夜どんな風に過ごしたのか
とても気になります！
続きをまってますねｗ