私が出会った最低男⑨-2
- カテゴリ:日記
- 2020/07/20 23:51:56
大変お待たせしています・・
最近、不調ながらも忙しさに終われ、更新できませんでした。
続きをどうぞ!!!
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タピオカ屋さんでゆっくりしている間に上映時間になった。
飲みかけのタピオカを持ちつつ、映画館に向かった。
隣りで映画を先輩とみる日が来るなんて思ってもなかった私は
緊張で映画ところではなかった。
座席に座ると、先輩と足があたり、それすらも冷や汗をかいていた。
映画が始まると、案外私でもわかる内容で、暗いストーリーながらも中々考えられるストーリーだった。
途中先輩の飲み物がなくなり、私のを飲もうとして探していた手が私の太ももに触れ、過敏に反応してしまって恥ずかしくなった。
その時の先輩はニヤッと笑いまた映画に向き直ったのだった。
(この!!余裕ぶってる顔・・悔しい)
確かに、出てきた主人公は私の好きそうなイケメンだった。
エンドロールに入り、先輩との距離感もあり疲れた私は目をつぶった。
明らかに暗闇でもわかる先輩の視線。
絶対にこちら側を見ている。
薄目で横をみると画面の明かりでにこやかに笑ってこちら側をふっと笑っている先輩がいた。
私のこと・・やっぱり・・そう考えれば考えるほど苦しく感じた。
だが、一緒に居られる今の時間をかみしめていた。
「りさ、どうだった?」
「はい、中々難しい内容でしたけど良かったです」
「うんうん、風景もきれいだったし初心者でも良い感じだったね」
そんな映画話に花を咲かせながら映画館を出た。
映画館を出て、
「この後どうしますか?」
そういうと
「りさはお腹すいた?」
そう聞かれたので
「まぁ、食べられるくらいです」
と答えた。
「行きたいところとかある?」
「いやぁ、ここら辺詳しくないですし、駅ビル内しか・・」
「じゃ、わかった、この間友だちと散歩してて良いお店発見したからそこに連れて行く!」
そう言い、先輩が予約の電話をすぐにかけた。
私は、この時、行動力と言い、りさは絶対気に入るよという言葉にまたしてもかっこいいと思ってしまった。
*****((少し番外編
私はこの日の為に、先輩の引っ越し祝いで、スタバのコーヒーセットを買っておいた。いつ渡そうと思っていたが、お店に向かう途中の道がかなりあったので、
歩きながら渡そうと決めた。
先輩が歩きながら煙草を取り出した。
私は、たばこが苦手だったので
「先輩、たばこいやです」そう言い、取り上げようとした。
「え~」と言いながらも、たばこを道に捨て、火を消したが私がじっと見てると
「はいはい、拾いますよ(笑)」そう言って、たばこのゴミもちゃんと拾ってくれた。
そのタイミングで
「煙草をやめてくれた先輩へまぁ、プレゼントもってきました、、
本当は引っ越し祝いですけど!」
というと
「え!!!本当に??嬉しい!ずっとりさが紙袋持っててなんだろうなぁって思って気になってたんだよね、僕のだったんだ!」
想像以上に喜んでくれて、
「先輩の仲良しの人とか、家に来る人とかと一緒に飲んでくださいね」
というと
「え~、やだ。僕一人で飲む」
そう答えられ、逆に私があぁ~もうやられっぱなしだな今日は。
と思った。
こんなに喜んでくれるなら、買ってよかった。と思った。
彼は私が喜ぶというか女の子が喜ぶ台詞をいくつ用意しているんだろうか。
こうやって女の子を自分のテリトリーで扱っていくのか・・
そう考えながらも、私は先輩についていくのだった。
******((番外編 おわり
<<つづく>>
次は、連れていかれた先でのディナー編を書こうと思います。
結局⑨-3になっちゃいました(笑)
色々な思いをここに書き起こすと今でもよみがえってくるほど、この時のデートは幸せだったんですよね~
好きって言ってもらえないとかまぁいっかってなるくらいに、はまっていて、
会えるんだったらいいじゃないかとか考えながら。
そういう曖昧な関係がズルズル続いているのは自分のせいじゃないか・・とか思ってました。
初めて女性扱いされたし、なんかデートってこんな感じなのかなとか夢見てました(笑)
舞い上がっちゃって、恥ずかしい限りでっ!!
皆さんの恋はどんな感じでしたか?
私は苦い思い出の方が多いですが、気づかされたこともたくさんあります。
おかげで、しっかりした性格になりました・・たぶんですが。
また、明日、更新できたらしますね!
コメントお待ちしております^^
ではおやすみなさい。





























ブログ更新ありがとうございます♪
先輩は女性の扱いに慣れてますねw
ディナー編も楽しみにしていますねw