日本百名山 ~BSプレミアム~ ②
- カテゴリ:日記
- 2020/07/19 01:53:12
こんばんは!いろいろなことがおありであったりかもしれません。
土曜日をお疲れ様でした。
今回は勝手ながらではありますが、昨日土曜日の群馬県赤城山の
山旅の続きを始めます。どうぞよろしくお願いします。
赤城山 -裾野は長し上州の山 -
*この番組は2018年7月に放送したものです
1日目
赤城山の最高峰であります黒檜山(1828m)を目指す旅であります。
1泊2日の山旅です。1日目は赤城山の麓にあります大沼という
湖畔で1泊を致し2日目に頂上をそして大沼に下るルートです。
<昨日の続き>
@覚満淵(1360m)
覚満淵の辺りは風の通り道になっていて周りより気温が低いんだそうです。
それで遅くまで咲いているんだ。
前回までの続きと重複します。ご了承をください
@レンゲツツジ(オレンジ色)
ツツジという仲間では一番最後に咲く花
小さな尾瀬ともいわれる湿原は初夏の花であふれてる。
@紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)
湿った場所を好む春の花
@赤城金鳳花(アカギキンポウゲ)
黄色いお花で1955年に赤城山で発見されたキンポウゲの変種
@草橘(クサタチバナ)
白いお花でミカン科のタチバナの花に似ているのが由来
「ここに面白いものがありますよ。ちょっと赤身を帯びた葉っぱ
見えますか?これはモウセンゴケという食虫植物の仲間です。
蠅なんかが止まるとその蠅を捕まえて消化してしまうんですよね」
毛の先から免疫を出して虫を捕まえるんですって。
覚満淵の先の森を抜けて大沼へ。とっても蒼くて磨かれた鏡のように
スベスベしている。登山口を出発して6時間、大沼に着きました。
島に架かる橋だ。向こう側には何があるんだろう?
「ここには赤城山の山の神様と沼の神様が祀られています」
古くから続く赤城山 人の信仰。火口に出来た湖や山を敬ってきました。
今日は大沼の畔(ほとり)で1泊。
2日目
湖畔の森は朝から賑やか。アカゲラの雛が餌をねだって鳴いているんですね。
朝8時
@駒ケ岳・黒檜山登山口(1356m)
「それでは今日は駒ケ岳を経由していよいよ最高峰黒檜山に登りたいと
思います。安全第一で行きたいと思います。宜しくお願いします。
では参りましょう」
2日目はまず標高差250mを一気に稜線まで登って行く。
駒ケ岳もカルデラを囲む外輪山の1つ。その内側は急斜面になっている。
森の中を登って行きます。一面、笹林なんですね。
「あ、ちょっと面白い物がありますよ。何だと思いますか?
これ、笹の花です」
@チマキザサの仲間
「笹が花を咲かせるとその後枯れてしまうんですね。これはなかなか
見れないお花ですね」
数十年に一度だけ花を咲かせ枯れてしまいますが、種を落として
次の世代に繋いでいくんだそうです。
明け方に降った雨で森の中はしっとり。晴れるといいな。
「ちょっと木の上、座りやすいです。ゆっくり来てください」
1時間程登ってやっと稜線に出た。
ここからは稜線図帯に進んで行きます。
「あそこにヤマツツジの花が咲いてますよ。ここまで来て
やっと出て来たツツジですね」
@ヤマツツジ(オレンジ色)
標高が高い所にはまだ咲いていたんですね。覚満淵で見たレンゲツツジに
似ているけど、こちらの方がちょっと小ぶりです。
「あ、これもツツジの仲間ですね」
かわいいサクランボみたい。
@サラサドウダン(ピンク色)
3cm程の釣り鐘状のお花。風鈴ツツジとも呼ばれるんですって。
@駒ケ岳(1685m)
「はい、最初のピーク駒ケ岳に到着です」
稜線を上に続くルートを辿って黒檜山を目指します。
「あ、赤城山の最高峰黒檜山の頂きが見えてきました」
「さあ、もう少しで頂上です。もうひと踏ん張り頑張ってください」
これが最後の登り。
登山口から登ること2時間半、午前10時半。
「さぁ、着きました。最高峰の黒檜山山頂到着です」
@黒檜山(赤城山)1828m
「お疲れ様でした。天気も良くて良かったですね。
この先に大絶景のポイントがあります。見に行きましょう。
間もなく眺望が開けます」
「うわぁ、素晴らしい景色ですね。今日は凄い」
雲海の上に山並みが見える。
「上越、上州の山々がずうっと見えてますね。
北西には新潟と長野の境に聳(そび)える苗場山。
北に目を向ければ群馬の武尊山(ほたかやま)。
そして尾瀬から日光に聳える百名山の峰々。
至仏山(しぶつさん)、燧ケ岳(ひうちがたけ)、日光白根山、
皇海山(すかいさん)。大パノラマが広がっている。
「この赤城山、標高差がありますので1日では結構登り甲斐は
ある山だと思うんですけど、時に佇(たたず)む時間を作って
楽しむのも、あの、この山の楽しみ方かなってピーク半と山頂を
目指すだけでなく、その過程を歩きながら、あの、楽しめる
山なんじゃないかって思います」
群馬の赤城山 蒼(あお)い湖や湿原を巡る
瑞々(みずみず)しい初夏の花々に出会う山旅です。
群馬県、今回の赤城山は日光の男体山と伝説になった山でもあります。
いかがだったでしょうか?
赤城山とは1つの山ではなく、12の山々の総称であります。
たくさんの花々に囲まれ様々な人々を潤すその雄大な山。
また、農業やお酒造り、木材加工等の多々なる恵みが
人やいろいろな動植物に与えてくれております。
是非、機会があり山登りを。それ以外にも周辺にはウインナーづくりを
する工房などもあるようです。どうぞレジャー等にもいかがでしょうか!?
1日目と2日目(①と②)に分割を致しました。その為に
分かりづらい場合もありますがご了承くださりますと嬉しく感じます。
どうぞ日曜日、ご体調良く出来ましたらですが晴れ間も見えますと
ありがたいものですよね?
素敵なご週末をどうぞお過ごしくださいませ。
どうもありがとうございました。
ももさん、それは素晴らしいですね。良い山がお近くにありそうですものね。