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ウイルス戦争 神は死んだ


チェコスロバキアのSF映画 イカリエ-XB1

Ikarie XB 1 (full movie, no sub-titles)

チェコスロバキアのSF映画 イカリエ-XB1(セリフはチェコ語)

1963年に共産国で、SF映画が撮影、上映されていたことに驚く。
2001年宇宙の旅 は1968年なので、それより前に撮影、上映されていたことになる。
イカリエ-XB1 の解説では必ず 2001年宇宙の旅、スター・トレックが引き合いに出されるが作品としての共通点は見いだせない。

ストーリーはショボイデザインの宇宙船イカリエ-XB1がアルファ・ケンタウリ探索に出発するというもの。
この当時のSF映画(小説)では宇宙を旅していると流星群とすれ違う、というのがお決まりだった。
というのも宇宙は何も無いので、流星群とすれ違うぐらいしかアクシデントが起きない。

それはともかくイカリエ-XB1は、流星群と出会うこともなく代わりに漂流している宇宙船と遭遇する。
この漂流船を見つける、というパターンはこの映画以降、ホラー系SF映画では定番になる。
漂流船を調査しよう、という事になり2名の宇宙飛行士が探査ポッドで発進し、漂流船に乗り込む。
乗員は全員死んでいるらしいと分かるが、宇宙船の核ミサイルが突然発射体制になる。
うっかり宇宙飛行士の足が発射レバーを動かしていた。
ところがミサイル発射用の外扉が開いていないらしく、このままでは宇宙船は自爆する。
慌てて逃げようとする宇宙飛行士2名。
だが残念。 ミサイルはドアに挟まれて自爆!
↑このシーン、古いテープではミサイルがドアにぶつかるのだけど、リマスター版ではドアが出てこないまま爆発する。
ともかく、宇宙船と探査ポッドは爆発した。

これ以降、宇宙船イカリエ-XB1の乗員たちは不安にさいなまれる。
乗員の一人が光線銃を持って船内をうろつくなど、雰囲気はどんどん悪くなる。
そうこうしている内に謎の電波?で乗員は昏倒する。
宇宙船イカリエ-XB1は自動操縦のままアルファ・ケンタウリを突き進み、気がついたら地球のような惑星を発見。
さっきの電波は惑星から出ている力場が防いでくれたらしい。

宇宙船はそのまま その惑星に接近。
たどり着いた惑星には優れた文明を持った宇宙人が生活しているらしい、と思ったら映画は終わり。

チェコ語が分からないので乗員が何で情緒不安定になったのか、など不明な点が多い。
総じてつまらんSF映画なのだが、何でこの映画が欧米で大ヒットしたのだろう。




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