Nicotto Town


!(๑❛ᴗ❛๑)(;´・ω・)


カント先生の散歩 池内紀著



独身で、他の教授は年取ると周りに口うるさくて
煙たがられる中、生涯後続の学者に道を与えて
正しいと思ったことを通した人だったのが
わかりました
毎朝決まった時間に起きるのは目が覚めるからではなく
時刻になったから、毎日決まった時間に散歩をするのは
そういう気分になったからではなく、散歩の時間になったから
(公園の人はカントをみて時計の針を合わせたらしい)
毎晩決まった時間に寝るのは眠くなったからではなく
寝る時間になったから、なのだ
60歳近くになって家を買うのだが
買ってから森の中に無断で入り込んでくる人や
家の後ろで品のない歌を歌うのが気に入らなかった
パーティをすればこれ以上質素な料理はないだろうという
献立だった
結婚なんてするつもりなかったんだろうなぁ
こういう人もちょっと魅力なんだけど

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2020/07/12 18:47
そういうことなの?
さぬドンの解説ないと読み取れなかった
年齢は関係ないよね(^_-)-☆
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2020/07/12 13:40
なるほど、知ったかぶりの大人になってはいけないということだ。気をつけないと、いけない。いつまでも、少年の心でいよう。
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2020/07/11 14:48
昨日図書館に返したと思ったら 手元に残してました

「純粋理性批判」を1781年に カント57歳で出して そのあと10年がかりで
「実践理性批判」「判断力批判」と三大批判書を完成
「純粋理性批判」の第一校には「資本」「借用」「担保」「投資する」「調達する」
という言葉が顔を出す それが2校 3校と進むと消されたり書き換えられている
大きく2部に分かれ、最初は「超越論的原理」「超越論的感性」「超越論的論理」
「超越論的分析」「超越論的判断」「超越論的弁証法」「超越論的理念」
「超越論的方法」など小娘が「超ムカつく」と言っているのと同じと池内さんは書く
タイトルの「純粋理性」が論じられるのはやっと後半に入ってからで
純粋性の訓練、基準、建築法、歴史が語られる

神はすべてを超えたもので、経験してのち知るような存在ではない
これをカントは認識という作業に応用、ものを知る、認識することは
すべてを超えた知的営みなのか、経験なしに知り、認識することは可能なのか
もし可能だとしたらどのようにすればそれができるのか、もし不可能だとしたら
何によって不可能であり、どのように対処すべきなのか

親や大人から「経験したこともないくせに生意気言うな」と叱られることがある
自分で経験しなければ何事もわからない、処世術はそう唱える
この論理でいけば、多く経験すればするほど知るようになり、何事にも通じた賢者に
なるはずだが、現実は逆である 経験を語る親や大人たちは、なんと賢者から遠い
ことか 叱られて「超ムカつく」のは親なり大人たちの超越論的経験論がウソであり
偽りであって、超越論的タワ言にすぎないと先験的にわかるからだ
カントを通してそんなこともわかってくる カント哲学は21世紀にもちゃんと有効な
考え方を示してくれるのだ   カントの書き方より

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2020/07/10 21:54
最初の10ページくらいまで 線が引いてある本が沢山古本屋さんにあるそうです
普通のひとはそれくらいでやめちゃうって
「純粋理性批判」のほかにあと2つ 「批判」論があって
なんて名前か憶えてないんですけど(;^_^A
そこを読まないといけなかったのかー
カントの実直な性格を面白く書いてくれてて 名前だけ知ってた人が
少しわかったで満足しちゃってました
今日別のリクエストしてたのを借りて、返しちゃった
大学教授にしてはお金を貯められたのは 優秀な執事がついていたからです
でも一人目はカントが年老いて最後はリューマチになって手足の自由が
利かなくなって、そんなカントをつねったり 転がしたりして
「具体的には恥ずかしくて言えないが、パートナーに40年分の報酬を支払うから
彼の親族とのかかわりを一切なくしてほしい」と訴えるのです
それで晩年になってお世話係が交代します


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2020/07/10 21:22
先月、Eテレの100分で読む名著でカントの「純粋理性批判」の解説をしていた。
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/98_kant/index.html
分かりやすく解説してくれていたけど難しかった。
買ったことがあるけど、最初の10ページで断念した。
時計のようなカント先生、もうすこし分かりやすく解説をお願いします。




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