観光業…特にバスツアーは壊滅的です。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/06/21 14:46:30
添乗員の仕事をして、数十年。
今までもいろいろありましたが、このコロナ禍は観光業にとって、かつてないほどの大打撃です。
米国に対する航空機自爆テロの時は海外旅行の自粛の影響で、国内バスツアーは大忙しでした。
東北大震災後は自粛ムードが続き、3カ月間は全く仕事がありませんでした。
この時期に添乗員の仕事を辞めた方がかなりいました。
私の会社でも半数以上の方が辞めました。
そして、今回のコロナ禍。
東北大震災後の時よりも酷い。
3月中旬にツアーの催行が中止になって以来、全く仕事がありません。
東北大震災後の時は3カ月経った頃から、徐々に稼働し始めていました。
が、今回は稼働し始める気配も無い。
今のところ、解っているのは、観光会社は政府の「Go toキャンペーン」に大いに期待している様ですが、「Go toキャンペーン」が稼働し始めるのが、8月頃から…と言う事だけ。
つまり、8月までは添乗員の仕事が全く無いという事。
…無給休暇5カ月が決定…です。
「Go toキャンペーン」が稼働し始めるのに伴い、バスツアーでの安全対策と感染拡大防止マニュアルを作っているそうですが、果たして上手くいくのでしょうか?
軽井沢のバス事故以来、バス代が今までの数倍に跳ね上がり、その分、お客さんの参加費に上乗せされたため、以前のバスツアーの参加費が倍近くに値上がりしていました。
それが、今回のコロナ禍で、1台のバスに乗れる人数を減らす方向に持って行くと思われますので、今まで40人乗っていたバスに20人しか乗せない事にすると、更にツアー代金は単純計算で倍になります。
つまり、軽井沢バス事故以前の参加費の4倍になる訳です。
具体的に言うと、今まで、近県に行く日帰りバスツアーが5,000円で参加できていたものが、20,000円になり、近県への1泊2日バスツアーが10,000円で参加できていたものが、40,000円になる訳です。
こんな高額のバスツアーに誰が参加しますか…
個人旅行で行くよりも高額になり、更に個人旅行で行くよりも自由度がなく様々な拘束が課されるわけです。
バスツアーの利点は個人で行くよりも安く、いろんな所に行かれて、いろんな人に出会える事。
それが、個人旅行よりも高くなり、行かれる場所が減り(バスドライバーさんの拘束時間を軽減する為に、以前よりも距離も時間も減っています)、乗り込める人が減るし、金額が高くなるので、参加者も減るでしょう。
この負のトリプル連鎖で観光会社は更に経営が厳しくなるでしょう。
副業で行っている、アクセサリー・ジュエリーの製作・販売もイベントの開催が相次いで中止になっている昨今、副業の収入も激減です。
この先、一体どうなる事やら。
コロナでみんな大変ですよね。
民宿なんかもお客さんがいないし~大変。
アクセサリーやジュエリーはネットで買ってる感じです。
本当はお店でかいたいけど・・・orz
皆のバス旅が早く戻ってきてほしいです。
やはり大変な状況なんですね。
近所のJTBがずっとしまっています。
観光地でも、宿泊施設は本当に困っておられます。
空の新幹線を走らせるよりはと、空席に荷物を積んで運行しているそうです。
コロナにかかった方の一時避難先として、ホテルを買い上げたりもありましたが。
副業のアクセサリー・ジュエリーの製作・販売も、会場があけられないと苦しいでしょうけれど、
今はネット販売は可能です。そちらで頑張られてはいかがでしょうか。
メルカリや、ミンネなどもおすすめです。
また、元の様に、楽しく低価格でバス旅行が楽しめる日が早くきますように。
安芸の宮島も閑散としております。
自分も仕事変わりましたが給料は以前の半分。かなりきついです。
コロナが落ち着いたら次を考えようかと思いますが、数年先になりそうです。