286番:中国語(1組)
- カテゴリ:日記
- 2020/06/20 06:05:40
【前回の復習】(6月13日学習分)
6【並列構造】 (語句A + 語句B)
2ツまたは2つ以上の語句が並列する構造です。語句と語句を
そのまま並べる場合と、副詞や連詞(接続詞)などを利用する場合があります。
名詞・形容詞・動詞のいずれもこの構造に用いられます。
◎ 名詞
1: 名詞をそのまま並べる。
教室里 有 老师 学生。 ( 教室に先生や学生がいる)
Jiàoshìli yǒu lǎo shī xuésheng.
2: 連詞(接続詞)”和”を利用する。
教室里 有 老师 和 学生。 (教室に先生と学生がいる)
Jiàoshìli yǒu lǎo shī hé xuésheng.
◎ 形容詞
1: 形容詞を並べる。
这个教室干净明亮。 (この教室はきれいで明るい)
Zhége Jiàoshì gānjìn míngliàng.
2: 副詞を利用する。
这个教室又干净又明亮。 (この教室はきれいでしかも明るい)
Zhége Jiàoshì yò gānjìn yòu míngliàng.
◎ 動詞
1: 動詞を並べる。
每天 工作 学习。 (毎日仕事し勉強する)
Měi tiān gōngzuò xuéxí.
2: 副詞を利用する。
每天一边工作一边学习。 (毎日仕事しながら勉強する)
Měi tiān yìbiān gōngzuò yìbiān xuéxí.
《力試しの続き》
前回から、これまで学んだことの力だめしをしています。
次の日本語を中国語で言ってみましょう。
① 昨日雨が降った。
ヒント:
「雨が降る」は下雨。
できましたか?
「雨が降る」は、述目構造で、”下雨”となります。
自然現象の発生は、中国語では主述構造よりも述目構造
にするのが一般的です。
答は
❶ 昨天下雨了。
天気が崩れたのだから、状態の変化を示す「了」を添えます。
「了」は過去形(昨天で過去だとわかるので)というわけではなく、
事態の発生、状態の変化などを示す語尾で、
東京弁の「~なっちゃった」みたいな感じです。
② 教室には学生が2人いる。
存在を表す場合も、中国語では”有学生”のように述目構造にします。
”教室里”(教室には)これが主語になります。中国語の主語というのは
テーマでした。「教室の中について(そのテーマで)話しますが、
そこにはさ、学生が2人いるんだ。」みたいな。
答は
❷ 教室里有两个学生。
③ 彼の中国語はとても上手だ。
「彼の中国語」は、修飾構造(定語)をしています。 "他的汉语" ですね。
「とても上手だ」も修飾構造 (状語)で、"很好"
"他的汉语" が主語。 "很好"が述語。主述構造で作文します。
主語の部分、 "他的汉语"と 述語の部分、 "很好" を合わせます。
答は
❸ 他的汉语很好
これは主述構造ですが、主語の部分が
「定語(連体修飾語・・形容詞など)+ 名詞(句)」
となります。
それは他的汉语ですね。
主述構造を覚えていますか?
「~は・・・だ」という文を作る構造です。
それに代入すると、
他的汉语は很好だ。
日本語の足場を外して
他的汉语很好. できましたかぁ?
④ 私は毎日中国語を勉強しています。
さあ、どうして作文しましょうか。
これも今の 主述構造で作ります。
ただし、「~を」が増えています。
この部分は、「述目構造」でした。
なので、
主語 +「述目構造」
になります。
「~は~を・・・だ」
「~は~を・・・する」
「~は」 は 私は (我)
「・・・する」は 勉強する(学习)
「~を」 は 中国語を(汉语)
代入して
我学习汉语
この骨格に、「毎日」という付けたしをしますが、
これは、述語動詞の前に置きます。
答えは
❹ 我每天学习汉语。