釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第3回 中国
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/06/11 15:37:13
釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第3回 中国
今回は中国です。
中国は少し前までは貧乏な国でしたが、現在は経済大国となっていて、アメリカと同じくらい、日本にとってとても重要な国となっています。
中国は古代から日本にとって一番馴染みのある国で、その歴史、その文化、その生活習慣そのいずれもが、日本に伝来し、日本人の血肉となっています。
先史時代、殷(商)、周の時代から孔子・孟子の春秋戦国時代を経て皇帝支配の時代となり、秦(始皇帝から支配者は皇帝となる)、前漢、後漢、六朝、北魏、隋(大運河の煬帝が有名)、唐(楊貴妃と玄宗が活躍)、北宋、南宋、元、明、清(満州族の建国、乾隆帝が有名)と続き、孫文等の革命により、皇帝は消滅、人民中国となり今に至っています。
古来は日本の憧れの国であり、日本がそのすべてを手本とした国で、インターネット上(実際には旅してない!(^^)!)で、長江の旅の探検を試み、この国の55の少数民族(ミャオ族やペー族やナシ族、チベット族など)を訪問し、漢民族を取り巻く少数民族の伝統や文化に触れたことがあります。
少数民族は中国の発展から少々取り残された地域に住む人々で、彼らの素朴で純粋な心に出会うと、心の中まで暖かくなります。
僕は漢詩が好きで、好んで暗唱するのを趣味としていますが、その中からお気に入りの漢詩を紹介いたします。
江南の春
千里 鶯 啼いて 緑 紅に映ず
水村 山郭 酒旗の風
南朝 四百八十寺
多少の楼台 煙雨の中
蘇州、揚州などのある江南の風景を晩唐の詩人杜牧はこう詠いました。
(いつか、江南の春を旅したいよ!!)
皆さんは中国のどんなところに惹かれ、どんなとこを旅しましたか。そしてどこを旅したいですか。
気分が穏やかに爽やかになりました。
コロナの時代の、こんな季節でも
楽しみはどこにでもありますね( ^)o(^ )
釣り師の中国体験は、厳冬期の1月下旬に格安ツアーに惹かれて参加した北京の旅のみです。
この旅は、万里の長城、故宮博物館、天壇公園の3つの世界遺産を見て回り、ついでに、北京オリンピック会場やパンダなども見てこようという丸二日間の贅沢な旅で、この他にもいろんなとこを見てきました。
万里の長城では零下17度の世界を体験、天壇公園ではおじいさんやおばあさんがダンスを踊っていました。
上海や蘇州や杭州や南京は、機会があったら行ってみたいですね。
コロナ発祥の地となってしまった武漢の漢口も
実は行ってみたい町の一つです。
フレディ あなたと出会ったのは 漢口
揚子江沿いのバンドで あなたは人力車夫を止めた
フレディ 二人で初めて行ったレストラン
三教街を抜けて フランス租界へとランデブー
あの頃私が一番好きだった 三教街のケーキ屋を覚えてる?
さだまさしの歌を口ずさみながら、コロナが完全終息したおりには
ここを訪れてみたいと思っています。
上海、桂林、北京の周遊を。
その15年ほど後に訪れた上海は、見違えるほど綺麗な町になっていました。
でも路地裏には昔ながらの風景が。
もう海外旅行をすることも無いと思いますが、
中国は広い!日本には無い大自然に惹かれます。
私の好きな一曲、今日のような日にぴったり。
雨碎江南 二胡版
https://www.youtube.com/watch?v=AVXejOoPECA