コーデ記録~「黒の女王陛下は退屈を拗らせる」
- カテゴリ:コーデ広場
- 2020/05/19 23:58:14
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光と影の王国はふたりの女王を戴く。
女王たちは政務からは遠ざけられ、国民からは遠巻きにされる。
生まれながらに世界を壊せる力を持つ故に。
最も聖なる存在であり、生ける奇跡でもある。
双子のように同時に生まれた女王は、
白と黒、相手の力を打ち消しあうことでようやく、
自身と周囲に平穏を得られるのだ。
たいていの我儘は許される。
たいていの贅沢も許される。
それでも。
崇拝と畏怖はあれど親しみを寄せられることもなく、
玉座の軛に囚われたまま、ただ生きていくことのなんという虚しさか。
代々の女王たちは心を病み、果ては生ける屍のごときものになっていく。
そう、今代の女王もそうなるであろうと誰もが予測した。
だが。
「うーん、退屈も一周するとちょっと面白いかも」
今代の黒の女王陛下は、斜め上に前向きだった。
「なんでも許される自由って、不自由と同じよね。
縛りを作ってその中で遊ぶ方が楽しいもの」
代々、互いに不干渉であったにも関わらず、
積極的に白の女王と交流した。
対等な存在であれば、気遣いも不要だ。
「さあ、今日は白ちゃんと何をして遊ぼうかな」
「光と影の栄光 玉座の黒き女王」確保できました。
一見、普通の着物かと思いきや、裾がレース。
そしてがっつり見えてるおみ足がタイツにヒール。
立派な和洋折衷です。
なのでテーマも和洋折衷で。
冠は「おり姫の髪飾り(金)」
「海底のファンタジア 氷華ピアス(赤)」
そして「お正月のおでかけショール2012(赤)」
バックに「ロゼッタの愛情満点後ろのきらめくバラ」
と、キーカラーは赤。
でも着物(?)に「帯(新春牡丹)黒」をあえて締める。
奥手には黒46「新春花札、金扇(振って花鳥風月)金」。
どちらも赤にしてしまうと、かえって下品な気が下から。
手前には「抱えるペルシャねこ(白)」。
ほら悪役ボスの膝の上が定番でしょう。
絶対普通に猫可愛がりしていそうだけど。
白36「浮世絵繚乱の雅蝶フレーム」に合わせて、
「まとう精霊蝶と妖精の光(アイボリー)」を。
黒にしてしまうと悪役感がましましになってしまうので、
あえてのアイボリー。
悪役というより悪戯っ子な女王さまなので。
そして背景は白27「うさずきん童話のブックカバー」。
この字面とコーデの違和感がすごい。
で、せっかくなので次は白の女王といきましょうか。