今朝の春
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/03/09 00:34:44
【今朝の春】(ハルキ文庫 た19-4)∥高田 郁
著/角川春樹事務所/2010.9・・・★★★★★
著/角川春樹事務所/2010.9・・・★★★★★
『みをつくし料理帖』シリーズ、第四弾。
「勝つことのみに拘っていた者が敗れたなら
それまでの精進は当人にとっての無駄。ただ
無心に精進を重ねて敗れたならば、その精進
は己の糧となる。本来、精進はひとの糧と
なるものだが、欲がその本質を狂わせてしま
うのだろう」勝ち負けを意識するときには、
心しておきたい文言。特筆すべきはスーパー
ヒロイン:澪のアクション!身を挺して守る
べきを守り、啖呵を切るシーンはド迫力。料
理人としてだけではなく人間として頼もしく
成長していく姿に勇気をもらえる。
「勝つことのみに拘っていた者が敗れたなら
それまでの精進は当人にとっての無駄。ただ
無心に精進を重ねて敗れたならば、その精進
は己の糧となる。本来、精進はひとの糧と
なるものだが、欲がその本質を狂わせてしま
うのだろう」勝ち負けを意識するときには、
心しておきたい文言。特筆すべきはスーパー
ヒロイン:澪のアクション!身を挺して守る
べきを守り、啖呵を切るシーンはド迫力。料
理人としてだけではなく人間として頼もしく
成長していく姿に勇気をもらえる。
そうなんです。料理対決の場面で出てきた言葉を拾いました。
何かを究めるのは素晴らしいこと。しかし、道は険しいですね。
れんげさん、ありがとうございます。
胸のすくような言葉、本当にそうですね。
誰かが誰かの役に立っている、俯瞰して見れば、
皮肉屋の清右衛門さんでさえ、愛おしく思えてきますね。
ヤツフサさん、ありがとうございます。
アクションあり、料理対決ありの戦闘モノ・・・嘘です。(^^)
登場人物それぞれが、その時々に口にする、胸のすくような言葉に、
何度も励まされています。
この作家さんに出会えて、本当に幸せです♪
道を究める根っこは繋がっているのかも知れませんね。