お遍路五日目 足摺岬~大岐の浜~下ノ加江に戻る。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2020/03/04 16:12:19
2020年2月18日 快晴
7時15分に宿を出発。
テレビを見ると、高知では雪がチラついている。
だが、ここ足摺岬は、快晴。
部屋から日の出を見る。
伊佐漁港の中を通っていくと、
日の出と共に漁船が出漁していった。
昨夜、宿の主人に聞いたところ、
今の季節は、定置網漁でハガツオやブリが捕れるらしい。
途中、白山洞門を見学。
階段をかなり降りなくてはならないので、
階段の途中に荷物を置いて、往復してくる。
かなり大きな洞門。
洞門の向こうに海が見える。
7時45分。
7時45分。
白山洞門を出発。
ここでダウンを脱ぐ。
金剛福寺には、すでに団体の参拝客が到着していた。
門前で一礼して、昨日来た道を引き返す。
途中3~4箇所で脇道のへんろ道を辿りながら、
9時40分。
窪津の休憩所に到着。
8時台は時速4.2キロで歩いている。
快調に飛ばしている。
昨日の記録を見ると、
この間は、午後だったせいもあって、
3時間弱も掛かっている。
9時55分出発。
今日、気がついたのだが、
以布利と窪津の間に、山の方を辿る遍路道があるらしい。
だが、何も見えない山ルートを行くよりも、
ここは、海沿いの車道を歩いた方が眺めがいいし、楽だと思う。
以布利へんろ道は、一本目は大したことがないから、そのままそこを進み、
二本目のショートカットは、
確かにショートカットなのだが、谷へ降り、登り返さなくてはいけないので、
車道を歩いてみた。
しかし、車道は、谷を延々と迂回していく。
これは、どちらが良いと一概には言えない。
三本目の海沿いルートは、
海に降りる下りが長いと思うのでパス。
そのまま車道を行くと、人家が見えだし、国道に出る。
国道の途中にもショートカット道があり、これは利用する。
以布利港の中で、完全装束のお遍路とすれ違う。
道を探していたので、海沿いルートを教える。
このあたりは、お遍路の目印がわかりずらい。
11時05分。
以布利港の休憩所で、トイレを使用。
そして、民宿でもらった蒸かし芋を食べる。
猫が一匹近づいてきて、私を見上げて鳴く。
猫が一匹近づいてきて、私を見上げて鳴く。
警戒されているのだろうか。
それとも、蒸かし芋をよこせと言ってるのだろうか。
11時30分出発。
大岐の浜に出て、再び海岸沿いを歩き、貝殻を一つ拾う。
浜の向こうからお遍路が一人歩いて来たので、
大岐の浜の南側の橋は無く、国道に一度戻らなければいけないことを教える。
浜辺でお遍路同士がすれ違うのも、絵になるし、
お遍路が道を教えあうのも、絵になる。
12時45分。
大岐の浜、北端のトイレで休憩。
トイレを使用し、バナナを食べる。
誰もいない大岐の浜を一人で歩くのは、素晴らしい体験。
海も美しい。
こういう浜の側で暮らしたいなあと思った。
12時55分出発。
14時30分
下ノ加江に入り、国道の橋を渡り、
郵便局で3万円を下ろして、
ローソンでバンドエイドを買う。10枚入り、242円。
そして、そのローソンの裏手にある民宿に到着。
食堂を兼ねているようで、
お父さんと奥さんと息子さんで切り盛りしているらしい。
そのお父さんから、明日は真念庵経由ではなく、
市野瀬・下長谷・三原ルートを通った方が遥かに楽であり、
車も少ないと教えられる。
地図で見ると、真念庵経由の道は、
距離的には短いのだが、峠を越えていく。
市野瀬・下長谷・三原ルートは、
蛇行する市野瀬川に沿って進むので、
距離は長いが、峠を越えることはない。
真念庵は、どうしても廻らなくては行けない場所ではないので、
教えられたルートを辿ることにする。
これから先の旅程と宿泊場所を再検討し、
泊まるところを変更する。
札所のお寺がある場合、参拝に時間をとりたいし、
歩く距離を30キロ以下にしておくと、時間に余裕ができて楽。
宿でもゆっくりできる。
なので、20日は、
40番札所・観自在寺のすぐ側の旅館に、宿を変更。
そうすることで、歩く距離を短縮し、お参りの時間を増やす。
21日は、宇和島市津島町に泊まることにする。
22日は、宇和島に出て、そこで今回のお遍路はおしまい。
その後、JRで松山に向かう。
時間があれば、宇和島城を見学しても良い。
いずれにせよ、次回のお遍路は、宇和島から再開することになる。
22日は、松山駅前のホテルをネットで予約・支払い済み。
民宿 二食付き 6500円
バンドエイド 242円
バンドエイド 242円
この日歩いた距離 23.3km