最近、涙したこと。
- カテゴリ:日記
- 2020/02/27 22:52:10
涙が不意に止まらなかった。
どこまでも泣き続けてしまった。
ある小説を読んでいて・・・。
わずか12歳の少女が敵国の情報を精査し、ウソ偽りなく報告し、
敵戦力と自分の国を比べて
国王に「降伏勧告」を行い、国民には避難勧告を告げた事もバカ正直に
報告した。
国王は腹を立てて、剣をつかみ、少女の喉笛目掛けて、突いた。
殺意をこめて。
少女は目をつぶり、敵国で友達になった少年少女たちを瞼(まぶた)に写す。
わたしの命はここで終わり。
そのいさぎよさもよし。
だが・・・・・・剣の切っ先は喉に届く前に止まった・・・・・・
敵国最強の勇敢なる戦士によって。
少女の敬う戦士によって。
ああ、また会えるなんて。夢を見ているよう。
知らないうちに、頬を伝う熱いモノ。
たったそれだけのシーンだったが。
自分も泣いてしまった。
バカ正直に生きて
どうして死ななきゃいけない。
報われたっていいじゃないか。
救われたっていいじゃないか。
そんな心の叫びが、涙を止まらなくさせていく。
国王は足蹴にされ、少女は敵国へ逃亡。
もちろん、戦士様と。
少女の片思いで終わったが、少女は笑顔を取り戻した。
そんな戦いと、恋のお話を読んで涙した。
あい