何処までも
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/02/17 02:24:10
鳥のさえずりが軽やかに聴こえる
見上げると電柱が空に突き刺さっている
それは何処までも何処までも
澄みきった青空だ
よく見るとその中に
地表の自分が映し出されている
もしかしたら私の心が
空を歩いているのかも知れない
空に映り込む自分が
鳥と一緒に空を飛んでいる
もしかしたら鳥はあなたなのかも知れない
わたしと一緒にどこまで飛んでくれるのだろう
どこかでお逢いしたことがありますよね
よろしければ空を飛んでくれますか私と
果てしなく青空は続いている
私たちは飛んで行ける
何処までも何処までも
私たちは飛んで行けるのだ
自分の知らない世界ってありますよね
目に見える範囲しか私たちは認識できない
SNSを使えば範囲は飛躍的に広がるかも
外側でなく内側にも言えるのでしょうか
心の中
自分だけの物なのに
知らない部分がいっぱいありそうです
気付かない
そう表現するのが良いのかもしれませんね
経験と知識が多少は補ってくれるのでしょうけど・・・
自分を見つけるって大変!
冬の澄みきった青空
吹く風をアクセントにしてその姿が心に染みてきます
鳥も青空を見て何かを感じているのでしょうか
自分と空と鳥との一体化
その時、忘れられていた?あなたと言う新たな感覚が
思い出したように湧いてくる
そんな感じでしょうか^^
心が空っぽになった気もするし
世界をどんどん吸い込んでいるような
そんな気もするときが有ります。
鳥には鳥の世界があるでしょう。
そこには厳しさも辛さもあるのかも知れません。
けれど地上を這っている僕たちと同じ。
本当の意味の自由を持っているのでしょうね。
「電柱が空に突き刺さっている」と言う表現が好きです。