きらきら、大宮公園・縄文時代のたべもの事情展1
- カテゴリ:タウン
- 2020/02/09 17:09:20
仮想タウンでキラキラを集めました。
2020/02/09
集めた場所 | 個数 |
---|---|
おしゃべり広場 | 5 |
自然広場 | 6 |
きらきら、おしゃべり、自然、四択6時間ぐらい。
(わたしは今までずっとなぜか三択だと思っていた…3pもらえるからか)
たぶん去年の暮れだ。偶然、インターネット上で埼玉県立歴史と民俗の博物館で「縄文時代のたべもの事情」(2020年1月2日─2月16日)という企画展があると知ったのは。
埼玉のどこにあるのだろう。知らない博物館だ。さらに調べるとさいたま市の大宮公園内にあるという。縄文時代に興味があるのはもちろんだが、博物館のある場所にも思いいれがあったから、展覧会が始まったら、2020年になったら、絶対に行こうと心に決めたのだった。
実際に出かけたのは、1月19日の日曜日。こうした場所に出かけるのは、基本土曜日なのだが、土曜日は雪がちらついていた。車で出かけたのだが、雪対策をしていない車なので、晴れるという日曜日に出かけたのだった。
大宮公園。埼玉に住んでいた頃、よく出かけた公園だった。池のほとりのベンチに座って、ぼうっとしていたものだった。景色を眺めたり、読書をしたり、創作メモを取ったり。なにか当時のわたしにとって、屋外の図書館といった場所だった。
家からさほど近いわけではなかった。バスに揺られて、さらにそこから電車で数駅。距離にして十数キロ(乗り継ぎなどの不便さから、当時はもっと離れていると思っていた)。決して行きやすいところではなかったのに、毎週のように出かけていた。当時のわたしにとって必要な空間だった。
博物館はその頃は埼玉県立博物館としてあったようだが、うっすらとしか記憶がない。となりに弓道場があった。そのほうは覚えている。今回もあった。公園の入口にはいって割とすぐに。当時は駅から歩きだったのと、まわりの景色がずいぶん変わっていたこともあったが、それで当時と同じ入口から入ってきたのだとようやく気づく。
弓道場で、老若男女さまざまな方たちが後ろで順番を待っていた。中央に二人。それぞれ弓を引いて、遠い的に向けて矢を放つ。その動作が緩慢で、能かなにかの所作をみるようだった。「弓道」の「道」という字に思いを馳せる。
弓道場を過ぎると池がある。まさかまた訪れることになろうとは……。ちらっと池面を確認し、そちらは後で行くことにして、博物館へ。
博物館の敷地内に、いきなり弥生時代の竪穴式住居跡が復元されているのを見て、これも驚いた。一見縄文時代のものに似ているが、屋根の上に「破風板」と呼ばれるものがあるのが決定的に違う。これは三世紀ごろのもの。
案内板によると博物館の周辺は「県指定史跡 大宮公園内遺跡」があり、縄文時代と弥生時代の住居跡が発見されているそうだ。
わたしが好んで訪れていた場所が縄文時代の遺跡だった……、こうしたことはあちこちでよくある。もっと前に気づいていればと少し思うが、遅くなっても知ることが出来てよかったと思う。
展覧会のチラシから。
「 今から何千年もむかし、縄文時代の日本列島には、土器を使い、竪穴住居に住み、狩猟や採集をなりわにとする人たちが暮らしていました。ながい氷期が終わりをつげ、気候が温暖になってゆき、人々は豊かな自然からより多様なたべものを得ることが可能になったと考えられています。
展覧会では、このような縄文時代のたべものに注目します。埼玉県内の遺跡から出土する貝や魚骨、獣骨、またクルミやトチノキなどの木の実など、人々が食べていたものを紹介します。さらに、近年明らかになってきた「栽培」に関する最新研究にも迫りつつ、縄文人と自然との関わり合いについて考えます。」
この項つづきます。
いつも読んでくださってありがとうございます。