ゴタの日記2014年8月15日(金)
- カテゴリ:日記
- 2020/02/09 05:09:25
8月15日 (金)
アンナ・ネトレプコ、キーロフ歌劇場時代にくらべて、
ちょっと肥えたので、コメントしたら、ぼろくそに
言われてしまった。
やはり、西洋では、女性の体型を言うのは、タブーなのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=mPVSq0eApVc
オペラをひとことで、言うと、そのエレガンス性にあると思うのです。
エレガンスというのは、この場合、演技に対して、
「欲望を一歩、遠ざける。」
という、テーマが与えられている、ような気がする。
「酒を飲む。」
ような、場面でも、すぐに、飲まない。
歌って、踊って、グラスを振り回し、
現実には、もう、こぼれてしまって、一滴も残っていないような、
グラスを、最後の最後に、さっと、飲む。そのタイムラグに、優雅さというか、
エレガンスが、凝縮されています。
アンナ・ネトレープコの本来の持ち味は、集約されたエレガンスにありました。
(今も、もちろん、残っていますが。)
親子、恋人同士の掛け合いで歌うときも、
歌よりも、表情、しぐさを大切にする。
そのしぐさが、何ともいえないエレガントな魅力だったのです。
・・・
でも、このクリップを見ていると、興ざめしてしまう。
She gained a flesh ・・・ (太ったなあ。)
と、コメントをしたら、
非難が集中した。
そして、今、そのコメントは、ユーチューブ側で、削除されたのか、
見当たらなくなってしまった。
おそらく、彼女の取り巻き連中が、ユーチューブに抗議したのでしょうね。
それでも、私は、いう。
「華麗な演技が、肉付きがよくなって、滑稽になったんじゃない?」
ゴタのコメント合戦は、この日、削除されて、終わりました。
きょうで、戦争はおしまい。
終戦記念日となりました。