Nicotto Town



春、戻る

【春、戻る】(集英社文庫 せ6-2)∥
瀬尾 まいこ/著∥集英社∥2017.2∥
・・・★★★★★

「どんな時だって、自分を知っている人が
そばにいておいしいものがあれば、お腹は
ちゃんと減るのだ。」

一回りも年下に見える青年が兄として突如
主人公さくらの前に現れる。正体は?目的
は?翻弄されながらも離れられない二人の
行く末はいかに。『強運の持ち主』から
二冊目にして確信。瀬尾作品にはハズレが
ないと。解説に「読者を試すような物語を
用意せず」とあるように、健気なほどに
まっすぐ伝えたいことを投げてくれる。誰の
心にも等しく優しく穏やかな空気を届けて
くれる。家族(の中でも特に兄弟)に恵まれ
なかったとお嘆きの方にぜひ読んでほしい。
新しい家族観に出会える一冊。

アバター
2020/02/02 02:59
#ひろあきさん、ありがとうございます。
        ”バトン”は図書館で1000人待ちです。(涙)
        その間に”傑作”、読みますね。

ヤツフサさん、ありがとうございます。
       そう、不思議から始まって、最後はスッキリですよ~。
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2020/01/31 19:51
ふむふむ、不思議な話ですな・・・
アバター
2020/01/31 18:52
本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」は読まれましたか?
その他にも「傑作はまだ」等本当にはずれがありません。
楽しい読書でよかったですね^^



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