江の島ねこもり食堂
- カテゴリ:小説/詩
- 2020/01/08 04:07:42
【江の島ねこもり食堂】∥名取 佐和子/著∥
ポプラ社∥2017.2∥・・・★★★★☆
ポプラ社∥2017.2∥・・・★★★★☆
江の島で猫の世話をする「ねこもり」を
務めた女性たち四世代百年を描いた物語。
序盤はスローペース、中盤からエンジン
かかり一気に読めた。先祖代々脈々と
受け継がれた血筋、各世代違った苦労は
あっただろうけど、絶やさずに紡いでいく
一心で懸命に生き抜いてきたであろうこと
を噛みしめ、日々大切に生きていきたいと
思った。生かされている自分を感じる一冊。
務めた女性たち四世代百年を描いた物語。
序盤はスローペース、中盤からエンジン
かかり一気に読めた。先祖代々脈々と
受け継がれた血筋、各世代違った苦労は
あっただろうけど、絶やさずに紡いでいく
一心で懸命に生き抜いてきたであろうこと
を噛みしめ、日々大切に生きていきたいと
思った。生かされている自分を感じる一冊。
まさしくおっしゃるとおりで、後半の盛り上がりが爽快でした。
「ペンギン鉄道おとしもの係」も読ませていただきますね。
名取佐和子さん、作家としてはまだこれから?とお見受けしました。
発掘してくるあたり、ひろ兄ぃの目の付け所シャープですな。(^^)
・・・そんな不安で引き込みながら年代を追っていくうちに
代々の「ねこもり」たちの人生が九十九折のように
絡み合っていくのは読後の爽快感を増す展開でしたね。
「ペンギン鉄道おとしもの係」でも感動させられました。
本当にこの作家さんは上手いと想う。