父のお見舞いに行ってきた。
- カテゴリ:日記
- 2019/12/28 23:31:23
ここ3週間くらい体調を崩し、昨日緊急で入院した父のお見舞いに今日行ってきた。
病院に行くまでに時間があったので、病院の近くのレストランで母と一緒にお昼ご飯を食べた。
そのレストランは母が入院したときに父と一緒に来たことのある所なのだが、今回は逆パターンだ。
一応、病院の中にもレストランはあるんだけど、もう年末休みでやってなかった。
病院内のレストランは休日や祝日はやってないことが多いのでなかなか食べられない。レアものみたいなイメージになっている。
病室に行ったら父はぐったりしていた。まあ入院してるわけだから元気なわけはないんだけど。
体調崩してから随分顔がゲッソリしてやつれてしまった。家にいたときから食欲もないし。
父の病名を今日初めて見たのだけど、全然聞いたことも見た事もない病名で、漢字だらけだったので忘れてしまった。
~癌とは書いてなかったので、癌とは違うみたいだ。
経とか肝とか書いてあった気がする。ネットで調べたら出てくるかもしれないが、あまり知りたくないのであえて調べない。
今は胆管だか肝胆だかに溜まっていた水を出してるらしい。抗生剤とか点滴とかかけるようなスタンド?の足元に茶色い水がたまってた。
何故そんな病気になったんだろう?日頃の不摂生?酒の飲みすぎ?とか思ったけど、どうやら細菌汚染?らしい。
それってお見舞いに来た我々も感染する可能性あるんでは…と思って慌ててマスクした。
私より癌患者な母親のほうにマスクしてほしかったけど、「帽子に眼鏡してるのにマスクしちゃ強盗みたいじゃない」という謎の理由でマスクしてくれなかった。
インフルとかも流行ってるからしてほしいんだけどな。
母まで倒れられたら私1人じゃどうにもできないよ。
…とはいえ、母は3週間ずっと体調崩してた父と一緒にいたから、今更だろうけどな。
父が体調崩したのはかかりつけの病院にいつも飲んでる薬を受け取りに行ってからだから、この病気が感染するものならそこで感染したのかもしれない。
もしそうなら父に感染させた人も風邪やインフルだと思ってその病院にいったのかもしれないな。
父はずっと「何で俺だけがこんな目にあうんや」って言ってた。
他にも入院してる患者はいっぱいいるし、俺だけってのはどうかとも思うが、そう思う気持ちはわかるな。
今日はすごくいい天気でお出かけ日和で、土曜日だし、父が体調崩してなければ今日は父の運転する車でスーパーにいって、おせちに入れる具材なんかを一緒に買って、家で皆でお昼ご飯を食べただろう。
午後は父も散歩に出かけたり、窓際で本読んだりしてゆっくりすごしてただろうな。
世間は令和最初のお正月でお祭りムードなのに折角のお正月を病院ですごすことになるなんて父も思ってなかったろうし。
母が癌になってからは「家族3人で過ごすお正月も今年で最後になるかもしれない」と毎年思ってる。
毎年やってる夏や秋のお祭りにも家族みんなで行けたので、この調子でお正月も3人で迎えられたらいいなあ、母が体調崩さないと良いなあと思ってたけど、まさか父が倒れるとは思ってなかった。
父は今トイレにも行かせてもらえない(色々繋がれているから?)ようで、紙おむつをしてる状態だ。
若いと言えない歳とはいえ、父もまだ67歳かそこら。
70や80超えてもピンピンしてるじいちゃんばあちゃんがいっぱいいるのにオムツの状態は本人にとっても屈辱だと思う。
この間、家族3人で近所のそば屋でお昼ご飯を食べたとき、父が足が痛いと言ってお座敷に座れなかった。
そのそば屋では毎年年越しそばを食べに来ていたから、「今年からはお座敷には座れないねえ」なんて母が呟いて、両親が老いる悲しみをしみじみと感じていたのだが、まさかその父が年越しそばを食べれない状態になるとは。
でも、今のところ、母か父どちらか一方が入院する…という形で私が1人になったことはないので、まだましな状況だと思う。
でもいつかは1人でお見舞いに行くことになるんだろうな。
ご両親が元気なうちにできるだけ沢山一緒にすごせればいいですよね。
御実家、いってらっしゃいませ。
うちの両親も今は元気だけど、同じ状況になることのは十分あり得るので他人事に思えませんでした。
最後の2行をリアルに感じつつ、正月明けに実家へ行ってきます。