秘密
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/12/11 06:26:02
【秘密】(文春文庫)∥東野 圭吾/著∥文芸春秋∥2001.5∥
・・・★★★★★
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「自分の置かれている境遇に耐えられそうにない時には
恨みや憎しみをぶつけられる相手がほしい」
恨みや憎しみをぶつけられる相手がほしい」
バスの転落事故で失った妻の魂が娘に宿った家族のお話。
悲しい事件事故がこの世からなくならないのであれば、
せめてこんなふうに救われたい。解説より、映画版は
ラストが違っているそうなので観てみたい。
無意識に感情移入できる、
多面的に物事を捉えることができる、
より多くの人の気もちに寄り添うことができる、
素晴らしいことづくしで、回数とともに違った読み方ができるものなんですね。
私は流し読み派で、二回と同じ本を読んだ記憶がありません。
試してみる価値アリですかね。(^^)
3回は読みました。
無意識に1回目は娘さんに感情移入、すこし違和感が、
無意識に2回目には母に感情移入、うんうん、そうよね、わかるーって感じ。
無意識に3回目には父に感情移入、もうページをめくりながら大号泣、切ない;;
年齢とともになのか、違った読み方ができるのが驚きでした^^
あんな切ない思い、もうしたくなくて、4回目はもう読めないって感じです^^★5納得^^
そうですね。東野さんの作品は何らかの爪痕を残してくれる
物が多いですね。「手紙」はそういうものかあ、と冷静に
受け止める反面、現実の厳しさをまざまざと思い知らされる
感じで、救いがなく、落ち込んでしまいますよね。
#ひろあきさん、ありがとうございます。
そうですね。突然に展開したという意味においては
衝撃的だったかも。私は予定調和かなと思いました。
純愛がテーマなんですかね。真面目さが凶なのか、
自分の愛情の分だけ、相手を縛ってしまう・・・
やや窮屈に感じました。
mimimiさん、ありがとうございます。
遊川さんのドラマ、「女王の教室」「家政婦のミタ」
「過保護のカホコ」etc.調べてみたら、好きなの
たくさんありました。「私には夢があります!」
もっと観ていたいのですが、最終回寂しいですね。
★5つ出ましたね。
図書館で探してきます。
映画版もみたことないんです。
前回?前々回?の、
同期のサクラ、泣きました。
「私には夢があります!」
他のドラマも見てますが、
今季、一番のヒットですね。
脚本家の遊川和彦さんのドラマ好きです。
主人公(男)が娘とベッドに入って気まくなったり
風俗店に入って妻と同じ名前の女だったので
慌てて出てきたところは、男として身につまされます。
小説・ドラマ・映画と観ましたが解釈はいろいろでしたね。
この作品は少し前になりますが
ドラマ?と小説をみました。
なんとも言えない後味で
まだ疑問が沢山あります。
東野圭吾さんの作品は良くも悪くも
とても印象深い作品ですよね
「手紙」という映画を観たときは
あまりに衝撃過ぎて落ち込んでしまいました(; ̄ー ̄A
人の心を掴む強さを感じます。