白黒映画サタンタンゴという映画が長いらしい
- カテゴリ:映画
- 2019/12/11 05:05:34
7時間18分(438分)で150カットのシーン。
1シーン平均3分なので長い場面が続いて当たり前という退屈系映画。
社会主義体制崩壊期の集団農場解体を描く作品
(1)「帰還の知らせ」
(2)「蘇生」
(3)「知ること」
(4)「クモの仕事1」
(5)「ほころび」
(6)「クモの仕事2」
(7)「イリミアーシュのスピーチ」
(8)「正面からの眺め」
(9)「天国か?悪夢か?」
(10)「背後からの眺め」
(11)「厄介事と仕事」
(12)「閉じる円環」
街を歩いているシーン、トイレで用を足しているシーンなど助長な場面がとにかく多い。
普通の映画だったら、こんなシーン3秒もあれば十分 という場面をカメラは延々と撮影する。
恐らく長い映画を作ることに意味があると監督は考えたのだろう。
寂れた村に18ヶ月前に死んだはずのイリミアーシュという男が帰ってくる、という噂が流れる。
イリミアーシュは仲間と結託し村人の財産を巻き上げ、持ち逃げする計画を立てる。
猫が言うことを聞かないので少女は死を選ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=jqGnfxa8-pg
社会主義体制崩壊期に共産主義国では大不況の真っ只中で民衆は全てに絶望していた。
ソ連の好景気はシベリア抑留の奴隷達が強制労働させられた成果で成立していたようなもの。
チェリノブイリが爆発しソ連経済が決定的打撃を受けると国は崩壊しロシアが残ったが、軍を維持できないロシアは兵器を廃棄するなど、その衰退ぶりは目を覆うばかりだった。
そういう国家の絶望を民衆視点で捉えた映画作品は多いと聞く。