みなさんこんばんは
生まれ変わったら
妹のパンツを毎日洗う洗濯板になりたい
変態の地でいくみんなのお兄ちゃんことなまにくです

さて
この一週間
出張に出ておりました

歴史に疎いなまにくが
歴史あふれる維新の街
山口県は萩市に泊まりました

よくわからないのですが
今年の夏ごろに来た時は
松蔭神社まんまえの場所で工事だったんで
「ここには吉田松陰って人がいたらしい」
と
「維新？てか維新って何？でも維新が関係してる街らしい」
ってのを覚えて帰りました

同じ吉田でも山口の吉田さんよりは
島根の吉田君のほうが好きです（※１）

萩市民にこんなこと言ったら
非国民！！と罵られそうなのですが
このなまにく
維新・新撰組・維新志士
単語は知ってるのですが
誰が何をしたかとか
何が起こったのかとか
歴史的意味合いは興味がないんでサッパリわからん

新撰組って言うと
アッチ方向のお姉さま方（※２）が黄色い声を発しながら
掛け算（※３）を繰り返すイメージしかない

ま、偏見ですけどね


さて「出張」


秋から冬にかけてなんですがね
この時期
山陰地方というのは
ビジネスマンにとって
「出張でいきたくない地域」になってしまうんです

なんでかというと

観光シーズンだからホテルが取れない！！

主だった安いホテルはのきなみ満室
１ヶ月前から予約いれればなんとかなるけど
１週間前の予約でも条件のいいホテルは軒並み満室

さらに足元見てるのが丸分かりなのが
普段は５０００円程度で泊まれるホテルが
このシーズンだけ８０００ぐらいに値上げしてたり

とにかく仕事でとまる身としては
いいことなんにもないんですよ

で、楽天トラベルでやっと１週間連泊できるホテルを
探してヒットしたのが古びた旅館

飯なし、風呂トイレ共同
１泊５５００円程度

素泊まりの旅館で５０００円超えは高いｗｗｗｗ

そりゃ空いてるわな～

そしていざ泊まってみると
すごく歴史感のある古い旅館
玄関から真っ直ぐ階段になってて
登ると廊下が左右に分かれて
目の前に情緒あふれる中庭

石灯篭や立派な松を見下ろせる

その中庭をぐるりと四角く囲むように
二階の内側に手すりのみの壁のない廊下

こんな風情のある旅館には泊まったこと無いんで
新鮮でしたよ

造り的には江戸時代からある旅館だ
と言われても違和感ないぐらい


旅館の主に
「萩でウニ丼が食べれるって聞いてきたんだけど
近くにそういう店ない？」
と聞いてみたら

「ありますよ、ここから歩いていけます」

おお、徒歩圏内にウニ丼屋があるのか！

というわけで
道産子生うに大好き人間としては

「萩のウニ丼がいかほどのものか！食ってやる！」

と意気込んでいきました

普通の個人経営の食堂風居酒屋だった

「いらっしゃい、何飲みます？」

「あー、なにか適当なジュース（酒飲めない男）」

「あ、お酒じゃなくてお食事のほう？」

「ええ、ウニ丼が食べれると聞いてきたんで」

「それじゃウニ丼定食でいいかしら？」

「それでお願いします」

そして出てきたのは海鮮丼と板乗せのウニまるごと１枚

女将さんがその海鮮丼にウニを一枚分どっさり乗っける

ウニだけで食べたかったがすでに他の刺身が乗ってるから
しかたなくそれを食べる
食べてみた感想として
「あれ？思ったよりもちゃんとしたウニだ
そんなに苦くないし腐った味もしない」

個人的なウニの評価なんだが

北海道産＞ロシア産・北陸産＞～超えられない壁～＞チリ産・メキシコ産・他海外産

萩産のウニは超えられない壁のすこし上あたりだけど北陸産よりは下

そんな感想に落ち着いた

まあ、なんとなくは美味しく食べれたんで良しとしよう
ちなみにお値段ウニ丼定食＋オレンジジュース＝４０００円


ウニの話しはこのぐらいにして

そこの女将にどこに泊まってるの？と聞かれ
歩いてすぐの○○荘って旅館ですよ
と答えたら
「あ～あそこね、あそこ昔は娼館だったのよ～」
と返ってきた

え？マジ？

「私ら子供の頃は親にあそこに近付いちゃダメだよってよく言われたもんだよ」

女将さんの年齢からすると
それって昭和中頃の話しだよな

まさか泊まってるところが娼館だったなんて！
そういわれてみると
旅館の造りというか
内廊下の見た目が時代劇に出てくる
女郎屋そのまんまだ！
お代官様とか着物姿の女が出てくる女郎屋まんまだ！

うおおおおおおおおおお！

帯回しが行われたのかもしれない！

と、ちょっぴり感動したなまにくであった


そして旅館に帰ってみると
玄関脇にあるカウンターに
「娼館に泊まる萩の旅」みたいなパンフがあった

おいおいおい！
元娼館を売り文句にしてんのかよっ！
先に教えてくれよ主人！！

とまあ
そんなこんなな楽しい萩に旅でした

ちなみに廊下は壁がないので
部屋から廊下に出るとむっちゃ寒い
そして平気で蚊が部屋に入ってくる
この１週間で何匹ころしたかわからん

さらに風呂場でGに遭遇１回（泡のかたまりぶつけて始末）

部屋でGに遭遇１回
↓
布団にねっころがってスマホポチポチしてたら
枕元の壁沿いにGが右から左に横切る
↓
なまにく固まる
↓
手ごろな武器がない（新聞とかスリッパとか）
↓
対処できないと諦め見なかったことにする
↓
スマホポチポチ
↓
また右から横切るG
↓
え？ちょ、おまｗｗｗｗｗ
なんで左からじゃなくて右からなの？
壁沿いに部屋１周してきたの？
怖っ！なんか怖っ！
↓
困惑しながらまたもやスルー
↓
スマホポチポチ
↓
G「やあ、また右からきたよ、てへっ」
↓
ここでなまにくブチ切れる

てめーこのヤロウ！
２回も見逃してやったのに３度目は無ぇよ！
仏の顔に３度目は無ぇええええんだよ！

何か武器はないかと部屋を探す
「旅館の案内」的な冊子を握り締める
「冊子を汚したらごめんな旅館の主人！」
脳内で謝りながらGと対峙するなまにく

Gの周りをバシバシ叩いて威嚇
畳の隅から叩きやすい場所に誘導し
冊子が汚れないように軽く１撃お見舞いすると
ひっくり返って白い何かが本体からはみ出てた

おそらく致命傷だろう

冊子に汚れがないのを確認し
Gの残骸はあとでティッシュにくるんで捨てようと
またねっころがってスマホポチポチに戻る
↓
そしてしばらくして
そろそろGを処分しようかなと見てみると

遺体が消えてるんですが・・・・・・

えええええええええええ！
さっき内臓はみ出てたやん！
どうみても死んでたやん！
なんでやねん！
怖っ！マジで怖っ！


Gの生命力をナメてました

一説に聞いたことがります

「Gの頭をもぎ取って放置しても
Gは１週間くらい生き延びるらしいよ
そしてその時なんで死ぬか知ってる？
餓死だってさ、すごいよね」


冗談抜きですごいよG

なまにく
今回のG遭遇でひとつ賢くなった

内臓はみ出るくらいはノーダメ認定！

いや、人間だったら死んでるっつーのマジで

というわけで
とってもエキサイティングな萩の旅でした

今自宅でゴロゴロしながら日記書いてます
そして今週からまた別の場所に出張です
ホントになかなか家に帰れないよなぁ～

それじゃみなさんいい夢みろよ～
おやすみ～

※１島根の吉田くん
蛙男商会というアニメ製作会社が作ったアニメ
鷹の爪団に出てくる「島根県出身」という設定の
吉田君ってキャラがいて
島根県を自虐ネタでいじり倒すんだが
なぜか島根をタイアップしてると誤認した島根県が
吉田君をかつぎあげ「島根大使」に任命してしまい
今ではキャラクターグッツや関連商品が島根のあちこちで売られている
もうすでに「吉田君を知らなかったら非県民」という認知度
千葉で言うフナッシー的立ち位置

※２アッチ方向のお姉さま方
２次元にのみ反応する色々と手遅れな人々です

※３掛け算
腐女子や貴腐人がこよなく愛する四則演算法の一つ
アッチ方向のお姉さま方は掛け算がとても得意で
男と男を掛けることに命を燃やしているらしい
土方×沖田とか・・・・・・いろんな掛け合わせがあるらしい

ふえぇぇぇ、こ、怖いよう