[SI218]ニッポンノワール
- カテゴリ:テレビ
- 2019/10/21 17:38:14
ニッポンノワール-刑事Yの反乱- #2「2つの事件」 日テレ 日曜夜10時半~
前回の終わりで、警察に家宅捜索で踏み込まれた遊佐は、何とか引っかからずにすみ、自分をハメようとした人物が捜一の理事官・本城であること、その娘・芹奈が十億円強奪事件に関わっていること、更に碓氷薫が克喜に残した、そして事件のすべてが入っているUSBの存在などを知ります。
本城は何者かに電話で娘が十億円事件に関わっていると脅され、捏造した証拠品を遊佐の部屋に忍ばせ、それが失敗すると克喜を誘拐してUSBメモリを遊佐に要求してきたのです。
ここまではまだよかったのですが、本城と遊佐が克喜を挟み顔をつきあわせたシーンが何ともいただけなかった。
撃たれそうになった遊佐は、逆に本城を娘の前で撃ち殺してしまったのです。
何も殺すこたぁないだろうに、どうしてそういう筋書きにしたのかなぁ。
正当防衛ではなく過剰防衛…主人公が殺人犯てのは、いくらダーティ設定でも萎えますよね。
それから公安の才門が、その場をうまく治めるため、つまんないことをあれこれ言ってましたが、全然心に届かなかったよw
まぁそういうつまんない人物ではあるんですけどね。
その後前言を翻し、十億円事件と薫の殺害を全部本城になすりつけてしまうし。
公安てそういうのが得意なイメージですよねw
本城を脅迫してたのも、才門の可能性が高いなぁ。
思わせぶりに、ヘリウムで声を変えてましたしね。
思うに彼は、十億円事件の犯人というわけではなく、サブタイにもある2つの事件を公安的にうまく収めたかっただけかもしれません。
ただ薫を殺した可能性はあると思います。
薫が調べた十億円事件の真相を知り、それを公表しようとしている薫を殺し、遊佐に罪をなすりつけようとしたけど、遊佐はうまく逃げてしまったため、本城を犠牲にする計画に乗り換えたのかも。
本城のように階級が高めの警察官を犠牲にするということは、十億円事件の真相がバレたら警察にとってもっと痛手かもしれないってことですよね。
あと、2回目にして遊佐のダーティさが薄れてしまっています。
才門が酷すぎるので、相対的に酷く見えないだけかもしれないですけど、粗野だけど普通に情が厚い刑事に成り下がっちゃってる気がします。
初回よかっただけに、2回目はちょっとがっかり展開だったなー。