小説『蜜蜂と遠雷』
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/10/12 11:20:32
恩田陸 著
『蜜蜂と遠雷』を読みました。
『蜜蜂と遠雷』を読みました。
恩田作品は
定番の名作『夜のピクニック』を皮切りに
これまで数冊を読んできたので
本作が直木賞を受賞したときはワクワクし
文庫本が出たら
ぜったいに買おうと決めていました。
定番の名作『夜のピクニック』を皮切りに
これまで数冊を読んできたので
本作が直木賞を受賞したときはワクワクし
文庫本が出たら
ぜったいに買おうと決めていました。
ピアノの国際コンクールに出場した
4人のコンテスタントの若者の
葛藤と活躍を描いた話で。
4人のコンテスタントの若者の
葛藤と活躍を描いた話で。
寝る前に読みはじめて約10分後に
危険を感じました。
「まずい、これは止まらなくなる本だ・・」と。
コンクールに挑む登場人物たちの
そこに至るまでの道のりと
それぞれが抱えるバックボーンと
それぞれの心象が結実した
本番でのパフォーマンスが
色彩豊かに描かれていて
清々しい登場人物たちに魅了され
ドラマチックかつ
ファンタジックな演奏シーンに
背筋をぞくぞくさせられ
理性ではいけないと思いつつも
感情には抗いきれず
幾度となく
寝不足沼に引きずりこまれました。
クラシック音楽に全く詳しくない私でも
生のコンサートに行ってみたいと思える
すてきな小説で
クラシック音楽に全く詳しくない私が
思うのも何なのだけれど
現在公開中の映画版では
この豊穣な音世界を
はたしてどのように描いているのか
興味がわきます。
読みはじめてから今日に至るまで
何かと影響されやすい私は
何かと暇をみつけては
スマホでピアノ協奏曲を
何曲も聴いては
静かに悦に浸ったのでした。
こういうときに定額サービスはありがたいなぁと。
仰る通り、わたしも読み始めてから早々に
これは止まらなくなる本だ☆と危険を察知しました(笑)
あんなに分厚い本なのに、先が気になって夢中で読み、
そして、最後まで読み切ったあとも、コンクール後の余韻に
しばし浸りきっておりました^^*
背景もコンクールに臨んだいきさつも異なる4人の
主人公が、コンクールという舞台で出会い
それぞれお互いを刺激し合って成長していく姿に
共感を覚えつつ、どの主人公も応援したくなりました^^
使われた曲もどんな曲なのか、気になって調べてみたり
読みながらとても充実した時間が過ごせたと思います♪
映画もよかったですよ^^みなさん熱演でした♪
オリジナル曲の「春と修羅」どんな音楽になっているのかとか
すごく気になっていて、聴いたときなるほどーって思いましたね^^
小説・映像ともにとても楽しめた作品でした^^
その後出版されたスピンオフ作品も速攻買いました☆笑
・・・全然知らなかった。(寝ぼけたコメですいません。)
映画の予告を見ておもしろそうだったので、
映画を見ずにまずは本を、と(笑)
止まらなくなる本、そういう本こそ大歓迎です!
カラマーゾフを読み終わったら、次はこれにしようかな♪
最近では映画も公開されて再び話題だね(゚д゚)(。_。)ウン!
第1次予選から~本選まで 名曲が目白押し~(^^♪
『自然の中の音楽が聴けるように、
「音を外へ連れ出す」ことのできる音楽を、
演奏できないだろうか』
確かに~(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)!