1/28 その時僕たちは決して不幸では無かった
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/09/27 02:56:02
ぼくは木に背を持たせている
あなたは黙って背を向けている
長い沈黙がそこにはあり
ただ空虚な時間だけが流れていく
そうして
あなたが見つめている空の色は
こうして
ぼくがじっと膝を抱えて見つめている
土の色と同じできっと澄んではいないのだろう
人を愛しても愛されない人と
人を愛そうとしても愛せない人が
冬の暖かい陽だまりの中に
ぽつんと座っている
枝を通して降りそそぐ光にの中
蕾はもうふくらみかけているというのに
またまた手抜き
実家を整理する時に
捨てるハズだったノートに書いてあった詩の一部
書いたのは20歳ころかな
ちょうど恋に悩んでいた頃
詩は他にもまだあります
そのうちポツリと出します
ときめき=苦しさ
そんな感じでしょうか
なにかに向かって
もがいている?
若さの特権かも
今は枯れかかっている^^
この頃って神経が敏感?
いろいろ真剣に考え過ぎるくらいに考えていました
周りは誰も知らないけど
このころから詩を読むようになりました
その影響もあるのでしょうね
この頃の女性の友達は
自分よりはるかに大人びていました
全ての方がそうでは無かったけど
負けそうでした?
女性は強くて賢い・・・
なんて思っていました^^
私は二十歳の時オーストラリアにいましたが、遊び呆けてました☆彡笑
こんなに大人びた描写をする二十歳って…ってか、私が幼すぎたのかな⁇とにかく、びっくりしました☆彡笑
過去に受けた心的な抑圧が
トラウマとなってしまったのでしょうか
実体?が写っている写真ならともかく
言葉やメロディを読んだり聞いたりしても記憶が甦る
強い印象が心のどこかに消えずに残っているんですね
確かにそのような事はあります
10年後、20年後に読んだり聞いたりしたとき
違った印象になって甦ってくることもあるに違いありません
どのように感じるのか?
それともその時にはそれ自体を忘れてしまっているのか?
30年後に再び甦るのかも知れませんね^^
令実様
20歳の頃って感覚がフレッシュでしたね
複雑の様で荒々しい
今も感覚だけはフレッシュにと思っているのですが
思っているだけなのかも知れません
この詩の題名は1/28・・・1月28日です
で、『しかし僕たちは決して不幸では無かった』というフレーズが
9行目の「・・・きっと澄んではいないのだろう」の後に有るのですが
バッテンで消してありました
今回タイトルに入れ込んじゃいましたけど・・・
何かの瞬間に何かを感じる
そんな時間的には点の感覚でしょうか
ん~
いくつ担っても、「ときめき」って大切ですよね^^
違う場所からその様子をみているように感じられます。
20歳頃の詩ということですが、
正に悩み多き青春の中で様々な想いと向かい合っていたんですね。
刹那さえも熱く健気に感じます。
私にもそんな頃があったなあ。
人生を黄昏れるにはまだ早いですけどね。
私は最近、あるメロディを聞くと淋しかった時間を思い出してしまう事があります。
鼓動がドキドキしてしまう感覚・・・分かりますか?
いくつもの時間を重ねてもノートに残した言葉や流れてくるメロディで
蘇ることありますね。
それが悲しい思い出でも楽しい思い出でも・・・
1/28の時間がもっと先にはもっと大切な時間になっているかもしれませんね^^
一緒に前を向いて歩いているのに
違う景色を見ている
でも惹かれ合う何かがある
そんな感じでしょうか
真冬の冷たい空気の中
授業をサボって語り合う
校舎の間の
落葉樹の下のベンチ
僕は木に寄りかかり
彼女は背を向けてベンチに座っている
ああ青春^^
20歳の頃の作品ですか。
>人を愛しても愛されない人と
>人を愛そうとしても愛せない人が
との事で、とても切なく感じましたが
>冬の暖かい陽だまりの中に
と続きましたので、此の恋は何時か実るものと思います^^
其の時は気が付いていないだけかも知れません。
ですが、惹かれ合って欲しいと願っています。