水のある場所へ(フェートとフェティシズム)
- カテゴリ:お部屋アイテム
- 2019/09/15 07:44:25
ここ、ニコットで。
今まであまり使っていなかった部屋から
すべての家具をとっぱらって、まったく新しい部屋に模様替えした。
部屋というか、居場所というか…。
水が好きなので、うごく水たちのある風景を
さらに増やしたかったのだ。
あまり使ってなかった元の部屋も銭湯だったので
水の部屋といえばいえるのだけれど(笑)
池があり、作り物の滝があり、その近くで
コトバたちと向き合う。
昔、一緒にいた猫たちも、ここではずっと一緒にいる。
コトバのなかでは、彼らはずっと生きている。
ところで、今、本を読んでいたら
モノに執着するという意味でたいてい使われる
フェティシズム。
祝祭(フェート)、フェスティバルと同じ根をもつとあった。
ラテン語のfestivusが語源。
もとの意味がどうなのかわからないけれど
崇拝、祭礼、祭典、そうしたものたちが当てはまるのかもしれない。
フェティシズムは物神崇拝ということなのかも。
わたしはこうした豆知識的な、コトバのつながりたちが
好きだ。
ラングとタング、コトバと舌が、やはりラテン語、同じ語源からくるとか。
水に執着するフェティシズムが
なにか祝祭的なものに惹かれることと、共鳴しあっている。
と、言ってみる。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
励みになります。