プリン
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/09/13 17:31:26
小さいお店が出ていた
〇〇工房
そこは我が家の近くにある市役所の駐車場
長テーブルにイスが2つの露店のお店だ
数種類のクッキーとパンが目に入った
そこを通り過ぎて用を済ませたあと気になって戻ってみた
見るとテーブルの右隅にアイスボックスが一つあった
中にはプリンが10個くらいはいっていた
すかさず3つ買った
「スプーンは付けますか」
中年の女性に聞かれた
「お願いします」
彼女は小さなプラスチックのスプーンをもって
もじもじしている若い女店員そっと言葉をかけた
「スプーンはプリン一つに一本づつ付けてね」
手間取ったがなんとかビニールの袋に入った
「ありがとうございます」
空に抜けるような明るい声がした
〇〇工房とは近くに有る
知的障がい者の働く施設だ
今日は曇り
昨日までの30℃越えの暑さでは無い
雨も降りそうにない
外での良い販売日和かな
今、プリンを食べている
そして、感じた
この手作りのプリンは
間違いなく美味しいと
このプリン
けっこう美味しいのですよ
食べ物の味って
雰囲気とかで変わってきます
純粋な一生懸命さが味に加わります
美味しさが増すのでしょうね^^
最後で心動くわ〜
感動ε-(´∀`; )
間違いなく美味しいと
この一言に込めた想いに
感動してしまいました。
自分の住んでいる所では
市役所、公共施設、地域イベントなどで販売をしています
実家のある区役所でも定期的に販売していました
喫茶室もあり軽食を扱っていました
彼らは目と心がきれいです
自分はそう感じています
ひた向きさに
何か応援をしたくなります^^
パンを食べました。
決して安くは無いのですが、一生懸命の
手作り感が親近感を呼ぶ味でした^^
作ることから販売することまで
商品の一つ一つに温かさを感じ取れます
純粋な一生懸命さも見えるのかな
実際美味しかったです
「隠し味」・・・なるほどです
秘密?が解った気がします
心のこもった優しい味がしました。
何でもそうですが、作るというのは
心の味が大切な隠し味ですね。
そんな隠し味がプリンもおいしくさせたのかもしれないですよね(^^)