WTOバルブ訴訟で日韓共に勝利
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- 2019/09/11 10:38:35
日本製バルブ関税、韓国に勝訴 WTO最終判決 :日本経済新聞
WTO最終判断 韓国は「日本に勝訴」と発表:NHKニュース
産業用空気圧バルブに韓国が最大23%の追加関税をかけた事案がWTO協定違反だったと判決が出たが、韓国政府が判決を無視して追加関税を継続した場合、日本は韓国との貿易で対抗措置を取れる。
この判決を韓国政府と日本政府の両方が「我が国の勝訴」だと報道。
つまり日韓はWIN WINの関係なのだろう。
韓国は裁判の争点13のうち10の争点で韓国の主張が通ったので、どんな判決が出ようとも韓国の追加関税はWTO協定違反に当たらない=韓国の勝訴だと主張。
ところが最終判断では韓国の追加関税が協定違反だと認定された。
細かい争点でいくつか勝っても判決として日本の主張が認められた以上、韓国はただちに追加関税を止めなければならない。
しかし韓国の報道は実質的な勝利、といった報じ方なので恐らく追加関税は止めないだろう。
日本政府が対抗措置を取るのかどうか、注目される。
これとは別に韓国が日本を輸出管理の優遇除外でWTO提訴した。
ホワイト国除外による輸出管理強化がWTO違反だという韓国の主張が認められるだろうか。
韓国は得意の論点のすり替えで「日本は徴用工問題で韓国に圧力を加えるためにホワイト国除外をしたのだ」という決めつけをしてきた。
ところが韓国はムンジェイン政権になって以降、フッ化水素を北朝鮮、イラン、中国、イスラム圏に無断で転売し続けてきた。
戦略物資の密輸をやっていた事を隠すためにムンジェイン政権では日本との協議を全く行ってこなかった。
アメリカ政府が韓国のホワイト国除外を指図して日本がそれに応じたという裏の事情がある。
韓国としては色んな脅しのネタ、トラブルを起こして日本に妥協させよう、譲歩させようと繰り返し反日を続けてきたが、韓国が再びホワイト国指定される事はまず当分ないだろう。
GSOMIA破棄で日米が驚いて日本製フッ化水素が手に入ると思っているならムンジェインは とんでもない勘違いをしていることになる。
韓国がやっていたフッ化水素の密輸は明らかに安全保障を揺るがす行為だが、GSOMIAを人質にしてフッ化水素が手に入る事だけは決してないだろう。
なぜならフッ化水素とGSOMIAでは全く価値が異なる。
高級自動車と自転車を交換する商売人など、この世には存在しない。
ムンジェインは自分の支持率を上げるネタに困らない。
WTOもいい迷惑ですよ…