石の中の金魚
- カテゴリ:日記
- 2019/09/01 19:58:47
支那では古来、説話集が幾つも編まれてきました。
たいていは『○×雑爼』という名前がついています。
『酉陽雑爼』が多分最も有名ですが、これ、凄い巻数があるんです!
日本で言うと、『甲子夜話』みたいな。
そんな感じです。
その中に幾つか例があるのですが、
石の中に水の玉があるという説話。
たとえば怪しい事が頻々とおこる石の柱や土台を、欲しいという人が現れるのです。
その人は、持ち主に買い取りたいとお金を積んで行きます。
ちょっとふっかけてやろうとしても、簡単に頷く。
そして、まんまと買い上げるわけですね。
元の持ち主がいったいなにがあるんだろうと見ていると、
買い取った人は、その石を毀して、中から水でできた玉のようなものを取り出すんです。
水でできた玉。
水晶のようなものなのかな。
その中には、見てみると金魚が泳いでいるのですよ。
古代の支那ですから、金魚といっても、日本の金魚と同じものではないのかもしれませんが……。
いったいこれはなんですか。
怪しく思った元の持ち主が問うと、
「これは時が満ちて昇天すると竜になるのだ、と教えられます。
それを手に入れれば、いろいろな功徳があるという事で、
元の持ち主がもらった金額など、実はほんとにやすいものだったとわかるのでした。
不思議な話ですが、いったい水の玉の中の金魚ってどんな風か……。
何やら涼しそうですよね。
遅くなってすみません。
日本は農耕を主としてきましたから、昔から水にかかわる神が崇められてきたわけです。
平安以降は竜神となっていきますが、その前は全て蛇神でした。
(事実、古事記には「竜」は出てきません。八岐大蛇もあくまでも蛇のでかいやつ)
関東には蛇を祀った社が数多くあったようです。
そして、単なる水ではなくて、湿潤な土地は、稲を作るのに適していたと考えられますkら、
谷戸がまさにそうした湿潤なみず谷間である事を考えると、
谷戸神が水の神であり、地の神であるというのも納得がいくというものです。
遠く外国に目を転じた時、蛇が象徴するものは多岐にわたります。
インドあたりからエジプトに至るまで、蛇は「(不思議な)力」の象徴でした。
エジプトの王や女王が頭に蛇を載せているのがそれです。
一方、「洞窟(穴)」と「蛇」は強く、「巫女」と結びついていたそうです。
(毒)蛇は人を殺しもするし、癒しもする(これは科学的に立証されているそうです)。
それが巫女の力と結びつけられていたんでしょうね~。
ゴルゴンの髪が蛇であったり、一部の神や怪物の体の一部が蛇であったりするのは、
その名残であるようです。
ヤト神といえば大地の女神とされていますが
大地の女神と言われる有名なメドウサは、
髪の毛が蛇で、人を石に変える物語になっています
この共通パターンを日本列島に観ると
縄文期の埴輪に頭に蛇を巻き付ける埴輪や
儀式に臨む巫女の頭には毒蛇が乗せられています
そして、巨石に刻まれたシュメール語の「蛇」を表す「文字」
神奈川の谷戸坂から陸地をさかのぼると石川という地名や名前が現存します
「石川」は「大きな川が石を運ぶ意」とされていますから
そのさらに奥の陸地に野毛(ノゲ)の地名が残る
地質を見ると縄文期に隆起した台地とされていて
谷戸~ヤトが縄文期からヤトと呼ばれていたのではないかと想像し、
もしかすると、谷戸坂には「金魚の住む石」があるかもしれないと
妄想は行きつきました
現在は観光地化している谷戸坂ですが
時代によって禁足地となっており
不思議なことが起きるのにふさわしい場所です
谷戸に製氷会社が!
ということはきっと、その会社は湧き水で、つまりミネラルウォーターで製氷してたんですね。
美味しい氷だっただろうな~。
谷戸はだいたい湿潤だと言われていて、うちの市の谷戸もそもそもはみな、水田として開発されてたようです。
あと、水が湧くから、酒蔵もありますね~。
水が出るから蛇もいるし、それが水に関係のある蛇神になっていったのかもしれないですね。
垳は私もちょっと思いついた時にぽつぽつ調べてみたいです。
やはり大きな川、それも水害のある川と関係ありそうな気がします。
他のヤトを見たことがなく
なぜ、谷戸坂がヤトなのかが
よくわかっていないのですが
この谷戸坂に添って製氷会社の跡地があり
大きな貯水槽が坂に添って残っており
テレビ番組でその貯水槽の蓋を開けたところを画面で見ました
現在でも水が満帆に入っていました
この水はいったいどこから湧いているんだろう?
この製氷会社跡地と丘をはさんで背中合わせに
イボ取の話を書かせてもらった「お宮さん」がありました
丘の途中に八重桜が一本だけ咲くので
子どもの頃、谷戸坂へ抜ける丘の縁の草道を歩きました
ですから地形からは想像ができません
Googleでもう一度見てみます
「垳」は
埼玉新聞に連載されていた情報だけで
まだ見に行っていません
利根川と荒川に挟まれた地域です
おおっ。
「ヤ」の解釈大変興味深いです。
確かにヤトというのは谷間でかつ水が豊富な地形だと思います。
うちのあたりは××谷戸という地名が非常にたくさん残っているのですが、丘陵地帯で、細く山肌に食い込んだ地形だると同時に、それは鎌倉の「扇ガ谷」同様、細いですが扇形に広がっています。
おそらく、繋留が削っていってできた地形なのでしょう。
そう考えますと、確かに埼玉の「垳」と似ています。
実は「垳」という地名は初めて聞くもので、そもそも文字事態初見でした。
そういえば、埼玉のあたりは利根川などによる水害が多かった地域ですよね。
それも関係するのかな?
大変興味深いです。
もしかすると、ヤトは上流から中流に、ガケは中流から下流に分布するのかも……。
地図で確認したいところです。
(以前は地図で調べるのが大好きだったのですが、片目を失ってからこれが凄くつらくなってしまったんです)
乢(たわ)は、勿論、山の上の方にある地名で、今は山の地図くらいでしか見る事ができないものです。私は、柳田国男の地名の考察で知ったので、近所の、戸の指定公園になっている場所に、「乢」が残っていて非常に嬉しかったです。
昔はあちこちにあったそうです
水が流れて土を持って行くのかな?それとも運んできて高さができたのかな?
水の流れに沿った土の動く場所を、垳ーがけというそうです
乢たわという地名の語彙を初めて聞きました
これも調べてみなくっちゃ
翔うさぎさん ありがとう
「ヤト」は「谷戸坂」という地名に残っていました
谷戸坂は明治時代、機械製氷の会社があった場所です
昔、きれいな水が湧いていたそうです
「ヤト」の「ヤ」というのは
古代からの語で「水」や「湧いてくる水」を
表しているのではないか?と考えました
茨城県に「ヤツボ」という場所を指す言葉があるのですが
「ヤツボ」は山の崖から湧き出してくる水が溜まる場だと言います
そう考えて行くと
「ヤ」と呼ぶ地名は水に関連した場所が多いですね
そういう探訪って凄く面白いですよね。
私も大好きです。
宅地化されたところは残念なことに昔の地名、特に山の名前や谷の名前が失われがちなのが残念です。
うちのあたりもそうなのですが、幸い、
結構公演の名前に××谷戸、あと山関連では、××乢(たわ)なんてものまで残っています。
しかし肝心の山(丘)の名前がいまひとつはっきりしなかったりします。
そういえば鎌倉の方までいきますと、ヤトではなくヤツになるようですね~。
扇ガ谷などのあのヤツです。
生れた町では
谷に入る場所にかかっている橋を
谷戸橋(ヤトバシ)といいます
埋立地にかかる橋なので新しいといっても100年以上前にできた
橋と思われます
60年ぐらい前、その谷のことをヤトと呼んでいました
今は地図にあるのかどうか
調べて見なくちゃ!
楽しいなあ
ゲージの清掃&給餌 の時 触れさせてモラッタぞぉ☆
^^ でわでわ この辺で 終にしますかネ… 御返事は不用で~す^^ノシ
うわあ……なんというか、慎重に入らないといけない温泉なんですね。
私が胚ったらどうなるんだろう。
ちょっと、気になります。
そしてお話からすると、宿の中の湯壺ではなく、谷川まで出るんですね。
出歩けるようになったら、是非たずねてみたいと思います。
自然のなかでラジウム泉……。
それだけ聞くととっても気持ち良さそうです。
東京の南西端は山になっていて、山伝いに神奈川と山梨と埼玉につながっているのですが、
東京側のこちらも蛇が多いです。
思えば関東にはヤト神という蛇身の谷の神がおりますが、
そもそも谷の事をヤトというわけで、
関東一帯は蛇の多い土地柄なのかもしれません~。
おお。それは凄い。
ほとんどの人は蛇にはさわりたくないと言うと思います。
勇者だ!
その岩壺のある温泉小屋には
水神様と蛇神様が祀ってあります
温泉地帯は蛇が多いのですが
ここも周辺一帯、蛇が多いです
きれいな抜け殻をよく目にします
増冨温泉「不老閣」というお宿です
冬期は冷たすぎるので山の岩風呂は入ってはいけないことになっており
閉めてあるので、そうじもしてないため
岩風呂の枯葉を取りのぞく作業をしていたところ
底のほうでぎらりと凄みのある色が揺れました
おお~
これこそラジウム泉!!!
と喜んで飛び込みました
入ると必要な人のからだの{必要なところに}炭酸が湧いて寄ってきます
これが生暖かくて気持ちよいです
お宿に入るよと断ってから入ります
一度、朝早く入ったところ
息苦しくなってあわててあがったことがあります
昔は混浴でしたので家族といっしょで
大事にいたりませんでしたが
一人では気が付くのが遅くなり
身動きができなくなります
岩風呂は岩壺のようになっているため
鉱泉の中から有機体が立ち上ってきて、
酸素がなくなっていたというわけです
空気をかき混ぜてから入ってね
今は男女入れ替え制で、入れる時間に制限があります
何気に 生(本物)の蛇君を触った事がアル 勇者?ナ私ダゾ~☆*^m^)
まさに高尾山が中心でそういう説話が残っているそうです。
具体的には、八王子市、日野市、多摩市、町田市とかだったかな。
山梨はかつて金が出たとこですもんね~。
その界隈は色々と妖しい話が残っているようですが、
魔子の山も興味ありますね~。
本当に金鉱の址というだけなのか。
そしてそのラジウム泉!
入れるんでしょうか。
入れるのならぜひ漬かってみたいです。
できれば……夜に。
不思議な石の話が多いですね
多摩地区で言うと高尾山ですか
瑞牆山の中腹に魔子(マコ)の山という禁足地があって
そこには大きな穴が空いているといわれています
山奥の一軒家で蕎麦屋を営んでいた古老に聞いたところ
金鉱だったということです
川には金の出る岩がころがっていると聞きました
この下流にはラジウム温泉で有名な増冨鉱泉があり
山肌からは滝のようにラジウム水が流れ落ちています
大岩をくりぬいた露天鉱泉にはラジウム色の透明な鉱泉が濃い蒼色に光ります
それはぞっとするほど妖しげでした
あ、その中に嬉々として入る大潮の方が妖し気ですかね?
ラジウムや金が出る地区ですから
丸石も何らかの物質を含んでいると思われます
こういう場所に住んでいると
人間の不可思議な能力が開花して
山を駆け、空も飛べるような気がしてきます
深山には天狗がいても不思議ではないですね
藻は入っていないようですよ~w
金魚が玉に入ってイルだけなのです。
竜の鱗ってどうなっているのでしょうね。
蛇の鱗は、人肌に這わせても大丈夫そうですよ。
古代かr蛇遣いの人がいますからね。
○石信仰、興味深いですね~。
山梨という土地そのものにちょっと不思議があるんでしょうか。
そういえば隣接する東京都多摩地域は、天狗の伝説が多いです。
昭和の時代になっても、天狗を見たとか、天狗に浅草まで連れていってもらった、
みたいな話が残っております。
凄く不思議だと思いませんか?
見た、くらいなら何かを見間違えたのだろうと思えるけど、
浅草まで連れていかれたというのはほんとうに不思議です。
まぁ… マフラ~仕様と云っても 某作品〇ケモンの ハク〇ュウさん(マタはミニ〇ュウちゃん) みたいにツルっとした体躯でないと 首が痛くなりそうですけどネ♪^^
スピリチュアル系の人のたまり場になっている
喫茶店のマスターから聞きました
オーナー自身の体験だそうです
不思議が大好き人間のたまり場ですから
ムーとかに取材されて
パワースポットと騒ぎだされない前にと
あわてて行ってみました
あやしいできごともなく
そっち系の危険もなさそうということで
落ち着きました
滝つぼに戻したという丸い石がなかったので
残念です
山梨は丸石信仰というものがあって
集落に丸い石を置いてあり
具合が悪くなると
その石で治し
また、元の場所に戻す共有財産だそうです
現在でも山奥の集落では丸石がお地蔵さんのように道端に置いてあります
街中では銅像のようにセメントで台座にくっつけてあるものが多いです
それは凄い。
山梨の不動の滝を実際にご覧になったのですね~。
まるい石は伝説だったのかな……。
なんとなく、ロケーション的にも竜の玉っぽい感じがしますね。
水の入った石、時々あると聞きました。
きっとそういう石を見た人が、金魚の入った石の伝説を語り出したのかもしれないですね。
思えば壮大な時空を背負った話なのかもしれません。
好物として格別名前がついていなくても、不思議な石はもっとあるかもしれません。
石は、楽しいですよね~。
玉のまま藻っていられたらいいですよね~。
そしてちび竜はぜひマフラーがわりにしてみたいです。
もしかしたら、とっても涼しいかも……。
はい、伏竜です~。
多分ぐぐると色々なものがひっかかってくると思われます。
面白い石の話を聞いて
観に行ったこともあります
山梨県の瑞牆山の北壁に
不動の滝という小さな滝があります
その滝つぼの石がまん丸だと言うので
持ってきてしまった話を聞きました
しばらくして返しに行き
滝つぼにもどすと
うれしそうにゴロゴロと滝つぼを転げまわった!というのです
わたしが行ってみたところ
丸い石は見当たらず
滝つぼは一人入って手足を伸ばせるくらいの小さなものでした
残念
それでもサンショウウオも観たし
ペンギン岩のクライマーの雄姿も観ました
ところで
友達が持っている石は
水の入っているのが見えるぐらい透き通っています
石ができるときに古代の水を包む様に石ができ
その石を包む様に長い時間をかけて不透明の石ができたのではないかと推測します
透明な石の部分だけ取り出すこともできるわけですから
中に生物がいる石も取り出せると確信します
どこに行ったら竜の卵石に出あえるのでしょうか
そして、そんな伝説?ができる環境の中で呼吸したいです
片手サイズ… これだと 肩に乗せる位カナ?… それでも可愛い感じですが… チト残念…?^^
しまったあ1
伏流水ではありません。伏流は誤変換ですw
伏竜と書きたかったんですよ。(ちっ。辞書登録しました)
凄く想像が広がりますよね~。
確かに、竜の卵かもしれないですね!
私もミネラル好きなんで、この物語を読んだ時にはとても興奮しました。
実際にもしあるものなら、見たい……。
見てさわりたいですね!
この玉が入ってイル場所の周辺では、怪しい事が起こるそうです。
霧がたちこめていたり、晴れているのにいきなりそこだけ飴が降ったり。
竜になるものですから、やはり水の力があるのでしょうね。
ノーマルなサイズじゃないかな。
先日リリースされた(あれはガチャでしたっけ)、金魚玉、まさにあんなイメージじゃないかと思っています。
まあサイズは片手の掌に載るくらいみたいなんですけどね。
その石は
空の生き物の卵じゃないかなあ
竜は地球で生まれる
地球は空で生まれたんだから
空の生き物をうめるよね
石好きなわたしもほしいなあ
どうやって見分けるんだろう
友達が振ると水の音がする石を持っているんだけど
ああいうのだとわかりやすいなあ
想像がふくらんじゃう
すてきなお話です
チナミニ… 金魚さんって ノーマルサイズ? ソレとも 龍にナレル候補的ナ 特別な子なのカナ~?
ぁ~… アクまでも可愛い(普通の)金魚さんで 龍変化の際も ソレニ順じた可愛い子(龍)って可能性も!?
*^m^) 超 可愛ぃ 龍君 …見てみたいカモ♪
違いますよ。
この手の竜は伏流というんです。
決まった期間、地面の下とか色々なところに色々な形で潜んでいて、その後に昇天します。
まあ一種の修行みたいなものなのかな。
別に悪い事をした罰ではないのです。
そんな感じですよ~。
でも、その金魚が竜になって昇天してしまうと、怪しい事はなくなり、ちょろちょろと水が少し流れて、玉はあとかたもなくなってしまうんだそうです。
兎も角…如何なる不思議パワ~をモッテしても… 玉の中に居る金魚君に安住はナサソウな気が…
衣食住以前に 呼吸もアヤシイし…;-_-)
…と 現実的意見を 入れつつ…
シャボン玉みたいなキラキラ輝く 可愛い感じの~♪… 後は不思議パワ~にて 衣食住不用!…ミタイナ?^^