昭和天皇陛下のみ心
- カテゴリ:テレビ
- 2019/08/16 20:28:29
明日17日土曜、NHKスペシャル「昭和天皇は何を語ったのか~初公開 初代宮内庁長官資料~」が、21時から放送されます。
米国占領下、初代宮内庁長官新資料が公開されました。5年近くにわたる昭和天皇との対話を詳細に書き残した「拝謁記」です。戦争責任…。敗戦の道義的責任をお感じになられた天皇陛下は、当初退位も考えておられたと。そして、1952年の独立記念式典の「御言葉」で、戦争の反省を述べようとするも、最終的に戦争の経緯は削除…。陛下の苦しい、み心が…。陛下だけが、総括をされていた…。
吉田総理大臣が削除を求めた一節は、「国民の康福(こうふく)を増進し、国交の親善を図ることは、もと我が国の国是であり、又摂政以来終始変わらざる念願であったにも拘(かか)わらず、勢の赴くところ、兵を列国と交へて敗れ、人命を失ひ、国土を縮め、遂にかつて無き不安と困苦とを招くに至ったことは、遺憾の極みであり、国史の成跡(せいせき)に顧みて、悔恨悲痛、寝食(しんしょく)為(ため)に、安からぬものがあります」という部分です。このうち、「勢の赴くところ」以下は、昭和天皇が国民に伝えたいと強く望んだ戦争への深い悔恨を表した部分でした。
分析にあたった専門家は「昭和天皇は生涯、公の場で戦争の悔恨や反省を明確に語ったことはなく、これほど深い後悔の思いを語ろうとしていたのは驚きだ」と。
初めて、ニュースで知りました。コレは、絶対に見なくては、イケナイと思いました。オキテラレルカナ…。"(-""-)"
この番組とは真反対のくだりも多くあります。
ジャーナルリズムは時に真逆の演出も平気でやってのけます。
ご油断なく。
戦後復興を遂げた後も、
戦争への思い、後悔の念を持っておられたのでしょうね。
だからこそ、現代未来の人たちが戦争をしないさせないを継続して
続けていくことが、戦争犠牲者の弔いになると信じてます。
富永恭次、菅原道大、倉沢清忠といった軍人や
A級戦犯でありながら、裏取引で戦後生き残った
岸信介、岩村通世といった連中は。
色んな大人の事情なのでしょうか・・?
自分の思いを胸に秘めたまま・・
遂に語ることなく亡くなられた天皇の思いとは・・どんななのでしょう・・。