イデオン最終回
- カテゴリ:アニメ
- 2019/08/05 10:08:38
第39話 コスモスに君と(テレビ版最終話)
日本で見れないリージョンコードのイデオン全話セットのブルーレイを買ったのでPS3で視聴。
最終回の39話を見てみると、その唐突な終わり方に唖然とした。
イデオンが打ち切りだと言うので「第39話を最終回にするぞ」と監督が宣言したという。
39話の台本を書いたシナリオライターが監督に台本を渡すと「この話で最終回にする」と唐突に言うので、どうするつもりだろうと困惑。
敵のドバ総司令がソロ・シップ(主人公たちの船)を宇宙の果てまで追い詰めて叩き潰すよう命令した瞬間に世界の神であるイデが地球と敵宇宙人、全ての人類を消し去る。
40~43話で敵宇宙人と主人公のロボットの死闘が延々描かれる予定だったのだろう。
視聴率低迷で打ち切りが決まり、唐突な最終回になったのでアニメマニアが劇場版で最後の話を見たいという嘆願が上がり、イデオンはついに劇場で公開された。
映画の発動篇は敵宇宙人との戦闘が延々と続き、共倒れになる。
映画版イデオンは利益出たのかなぁーと他人事ながら心配になる。
スポンサーから予算削減のためキャラクターを死なせて声優の数を削れと指示があったともいう。
そのパターンはダグラムでもあった。
こうして終りが見えてくると唐突にキャラクターが次々死んでいく。
制作者は 面倒臭かったので 全員を死なせた と 仲間内で話していましたよ♪
きゃはっww
「もう限界だ」という状況だった。
主要スタッフが倒れて入院したので、アニメーターの手はさらに足りなくなった。
そこに打ち切りの話が舞い込み内心、安堵したという。
そしてガンダム終了後、スタッフ達はそれぞれ次のアニメ作品制作にとりかかった。
そこではガンダムと比較して割合楽な環境で仕事ができたので、皆 良い骨休めになったと思う。
それぐらい初代ガンダムのアニメ制作現場は地獄だったのだなぁ。
このため接触篇/発動篇の同時上映になった。
子供向けアニメじゃないのに玩具の売れ行きが悪い、視聴率が悪い と言われて打ち切りになった本作は
宗教哲学アニメ という有り難くないジャンルに分類された。
しかし、マーマが「割引券を持っていくと、ロッテリアのハンバーガーが安くなる!」って理由で劇場版を映画館で観た世を忍ぶ仮の小学5年生の夏。
作画的にはガンダムなどより、余程 安定していたのだろう。
ダンクーガ:4機合体で巨大ロボット+4機別々に動物型兵器になる+通常兵器形態 で状況に応じて戦うが、いささか荒唐無稽。
個性重視のキャラクターばかりで喧嘩が絶えなかったように思う。