Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


別れ


いつだったろう
あなたが別れを切り出したのは
何の答えもせずに
滑るように帰ってしまった
なぜか涙は出てこなかった


どこをどう歩いて
部屋に戻ったことだろう
あなたなしでも生きていける
そんな強がりは言えはしない
思い切り泣いた


会う日がないままに
時は過ぎていく
別れたのかどうなのか
あなたは何て思っているのだろう
私の言葉を聞かないままで


変われられない私
変われられないあなた
絡み合って崩れて
そのうちに消えていく
そう 私たちの愛の様に


もうあなたは私を探さない
一人で行く道を見かけたから
私はまだあなたを探す
一人で迎える季節が怖いから


たがて日々もたち
秋の虫の鳴き音が響く
その時あなたはどこだろう
私はここにいる
あなたと初めて会った蛍を見に

アバター
2019/08/05 09:18
レインさん
ありがとうございます。
まだまだ現実は暑いですね!!
ちょっと季節を先取りして書いてみました。
蛍はいいですね。最近見てないなぁ。
アバター
2019/08/04 18:15
いいですね~
アバター
2019/08/02 07:40
セカンドさん
一匹の蛍は何を求めているのだろう
一緒に鳴いてくれる仲間だろうか

一票気だけでは少なすぎる
ほら そこに群れがいるのに

入っていけない蛍

寂しすぎる
一生懸命に鳴く

この日を大切にして
仲間の群れに追いついていく


アバター
2019/08/01 17:39
ほたる舞う水辺にたたずむと
せせらぎの音が冷ややかに心に響く

目の前を飛ぶ一匹の蛍は
休む事無く何かを求め乱舞している

岸辺に座り
手で水をすくう

冷たい感触に頭を上げると
ほたるは既に消え去っていた

水の流れる先に目をやると
二匹のほたるが交わるように舞っていた

流れる水音が
その重なり合う輪の中に消えて行った

秋にはまた違った景色が
そこには現れるのでしょうね






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