7月5日（金）～6日（土）

いつものように、実家に様子見に。
（去年から月一ペース、最初の週末がらみで行ってる。）

最近長い話をしなくなった、
同じところに座っていることが多くなった、
お金のことを言わなくなった、
指輪を身につけなくなった、

だけど、テレビ見て
字幕読むし
感想口にするし
ご飯おいしいって食べてくれたし
3か月嫌がっていたお風呂に入れることに成功したし
よく笑ってたし
今回は前回よりもむしろ
いい状態だったなって思って帰った。



7月8日（月）

昼近くに妹から電話くださいというラインが入る。
以下、時系列で。

朝からお母さんの様子がおかしいと
父は思っていた。
（実家の父母は2人暮らし、妹は同じ市内に在住。）
一言も言葉を発しない、
台所のテーブルに伏せている。
用意した朝ごはんも食べない。

9時半頃、失禁。
父が片づけている間に、客間（洋間）のソファで大便。
そして台所、リビングと場所を変えて大便。
その後、台所で椅子に腰かけ
ダイニングテーブルに伏せて動かなくなる。

あちこちで大便をしたあたりで
パニクった父が妹に電話。
最初の父の説明が、「あちこちで大便をした」
ということだったので
認知症の症状が悪化したのかと思った妹は
すぐに仕事から抜けられないから
ケアマネージャーの人に連絡をして、
ということと
自分の娘（父母からしたら孫娘）に連絡するから
仕事抜けられるようなら向かわせる、と返事。

10時半頃、ケアマネさんが駆けつけてくれる。
大便の片づけ等手伝ってくれる。

12時半頃、ちょうど訪問看護の日だったので
看護師さん、約束の時間より速いけど来てくれる。
この時点ではまだ動き回ろうとしてたりしていたから
風呂場に母を連れて行って
身体を洗ってくれる。

その後、リビングのソファに横になって
動かそうとすると気持ち悪がって
嘔吐もあり。
この頃、眼も開かなくなっている。

13時頃、姪も駆けつける。（妹の娘）
看護師さん、病院（認知症治療で通ってる所）に連絡とりつつ
すぐ近所のかかりつけの内科医まで
借りてきた車いすに乗せて運ぶ。

レントゲンを撮りたいけど
自力で立たないと撮影できない機材しかないとのことで
大きい病院へ救急車で搬送することが決定。

このあたりで妹から二度目の連絡。
総合病院に運ばれた。意識がないようだ。
自分も今から病院に向かう、とのこと。

私も旦那に連絡とって
2人で病院に向かう。
（実家は隣県、高速で2時間位）
うちの子供たちにも連絡。
来てもらうかどうかは
どうなるかはっきりしてからでいい、と
待機してるよう指示。

病院行ってみると
父、妹、姪、姪の子供たちがいた。
病室棟の面会スペース。
患者さんの食堂兼用なので、それなりに広いスペース。
そこで待つように病院から言われたらしい。

検査や医師からの説明、入院手続き等は
父と妹が立ち会って済んでいた。

左側頭部に脳出血。
言葉を司る位置。
左側の脳なので、右の手足にも麻痺が見られる。
意識が戻らない等の場合、緊急手術もある。
（救命手術であり、治療のための手術ではないとのこと）
との説明だったらしい。
病室（ナースステーション脇の集中管理室）に戻ったところを
一目見て、全員一旦病院から出る。

もう19時過ぎだったので、帰る前に
どこかでご飯食べていこうということになり
皆で帰り道途中の回転寿司屋に寄り、帰宅。

の途中に、
第1連絡先にしてあった妹の携帯に電話。
これから緊急手術になるとのこと。
一同Uターン。