昭和・平成
- カテゴリ:日記
- 2019/07/06 06:58:24
昨夜、赤坂見附で丸の内線に乗ると、スーツ姿の若者と老人が口論をしていた。口論と言っても、「うるせー」、「お前が黙れ」というやりとりの繰り返しだった。どちらが悪いのかは分からないが、耳に入る罵詈雑言を聞いていると、老人の味方にも若者の味方にもなれなかった。
自分が若かった頃に比べたら、今の若者の方が、しっかりしていると思っている。先月、入社試験の面接に立ち会った。趣味の欄にスイーツ作りと書いている若者がいて、同席している担当者がそれについて聞いた。
若者は、「僕は、スイーツづくりでは、効率性を重視しています。まず、プロトタイプを作成し、トライアンドエラーで最適解を見つけます。」と語っていた。先週、砂糖と塩の分量を間違えて、しょっぱいパンを作ってしまった自分とは大きな違いだ。
世論調査によると、「物の豊かさ」と「心の豊かさ」のどちらを重視するかとの問いに、1980年までは、「物の豊かさ」を重視する人の方が多い。年々、「心の豊かさ」を重視する人が増え、2018年には、「心の豊かさ」を重視する人が60%、「物の豊かさ」を重視する人が30%と大きな差になっている。
統計数理研究所が、自分の周りの人は、他人の役に立とうとしているか、自分のことだけに気を配っているかと調査をしている。1978年の調査では、「他人の役に立とうとしている」は20%、「自分のことだけ」が70%になっている。年々、利己的な人が減っていき、2013年には、40%の同数になっている。
昭和の時代(といっても80年代)は、物質的な豊かさを求め、自分のことだけを考えていた。豊かさを達成し、それ以上、豊かになることの限界が見え始めた平成時代には、人間性が重視されるようになっている。
1983年には、この国の文化や芸術を誇りに思う人は20%、歴史や伝統を誇りに思う人は30%しかいなかった。2013年には、半数の人が誇りに思うようになった。
この30年間、経済的には全く成長せず、世界から取り残された。しかし、お金では手に入れられない大事なものを手に入れることが出来たのかもしれない。
海外からの観光客が増えているが、各国の経済的な成長、ネットで情報が入手しやすくなった環境の改善だけでなく、ホスピタリティーなどの日本人の内面の成長も理由の一つじゃないかと思っている。
お昼に、お弁当を作ってくる男子も増えてきました。男子が料理をするのも普通になってきましたね。そのうち、スイーツづくり人口も増えるでしょう。今の若者はスマートだと思います。自分が若かりし頃は、悪ぶったり、反抗するのがかっこいいと思っていたような感じがします。
面接返答はやはりしっかりしていますよね。
物質から心の豊かさを選ぶ事で、海外からの日本人の評価は比例して、
年々高くなっていると思いました(*´ω`*)
出来た次男坊ですね。スイーツ作りと筋力づくりが両立することはほとんどないような気がする。筋トレが趣味なのは羨ましい。先日の一件は、心の豊かさというより、心の大きさのような気がします。スイーツを食べて、ほっこりしないといけませんね。
さなちゃん
40年後には、15歳以下の構成比が12%から8%まで減少し、65歳以上が半数を占め、年寄りだらけの国になってしまう。そのころには、AIが頑張って、年寄りだけでも幸せに暮らせるようになっているかもしれない。子供を増やすより、現実的かも。
誇りに思う人が増えたのかな?
でも今のままだと数十年後には日本人って絶滅危惧種になるらしいですね><
毎回ぶっつけ本番でやってたからプロトタイプを作ってから、、、とかはやってなかったなww
こころの豊かさねぇ、、、ww
先日の一件を思い出しちゃいますねww
心の豊かさが飽和状態になったら、無の境地に至ろうとすると思います。余計なものをそぎ落として、無我の境地に至るのでしょう。その時には、余計なものを貰ってあげます。特に、エアコンと除湿器、布団乾燥機、餅つき機に静電気が貯まらない炬燵布団は、喜んでいただきます。
無礼とかマナー違反とかは、老若男女関係なくあると思うし。
物質にしろ心にしろ、人間って貪欲だな~と思いました(笑)
上限まで行くと、次を求める生き物ですよね。
でも、そういうところが人間の憎めないところでもあります(^^)
心の豊かさが飽和状態になったら、次は何を求めるんだろう。冒険とかスリルとか?
まだ、増えるような気がします。東京への訪日外国人は伸び悩み始めましたが、地方はまだ伸びていますね。地方に訪れてもらった方が、外国人もすんでいる人も楽しめそうなイベントも増えると思うし、活性化しますね。瀬戸内ビエンナーレが好事例だと思います。
中百舌鳥・古市古墳は、大和政権が強大だと思わせて、外国からの侵略を防ぐ、ガンダムで言えば、ドゴスギア級の巨大戦艦でしょうか。
訪日観光客・・・増えるかな? 上から全体を見ることができないから・・・どうかな?
↓
アゼルバイジャンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は6日、日本が推薦していた「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)を世界文化遺産に登録することを決めた。
物足りないのかもしれませんね。東日本大震災の後は、自分を見つめ直したり、家族との絆を再発見したり、自然と意識が変わったのかもしれません。自然の巨大な力の前には、人間は非力であり、物質的な豊かさも儚く、古来からの無常観を感じるようになったのかもしれませんね。
表現の違いだけでスイーツ作る気持ちは同じなんですね^^
だんだんと日本文化を大切にするべく見直したり心を深めたりするのも、
豊かな時代において心に何かが足りないと感じ始めている流れなのかと思いました。
年齢的な事もあるのか私もその一人です。今あるものを大切にすることが楽しくなってきています。
24時間頑張れますかの時代から、そんな仕事の仕方は恰好悪い時代に変わりました。昨日、業界の雑誌を読んでいましたが、その中の回顧コーナーで自分も名前を知っているMさんは、月曜日出社して土曜日か日曜日帰るという会社に居続けて働いていたと書かれていました。そんな人にはついていけません。
あ、私も昭和生まれだ!
二人に熱くならないようにとか、周りが迷惑だからほどほどにと声をかけてから、電車からホームに降りて行く人もいました。立派です。手を出し始めたり、一方的なら止めに入らないといけませんが、泥仕合なので放置していました。ビールを飲んでいたので、余力もありませんでした。
目分量で柔らかかなっても食べてくれる優しい人がいてくれたら、それでいいのです。
衣食足りてというのは、その通りだと思います。いざというときには、裏切りや騙すのは当たり前、自国以外の領民は虫けらも同然という戦国時代の価値観から、力の強いものが現れ、また、平和な時代になり、生き残ることが正義という常識から、それ以外の価値観も生まれていったのだと思います。
そんな口論の場面に遭遇したら怖いですね;;
心優しい沖人さんは、お年寄りが困っていたら助けてあげそうですが、喧嘩には巻き込まれませんように。
巻き込まれた人が、怪我をする事件もあるので心配です。
面接の若者のスイーツ論はすごいですね。
分量すら測らず、目分量で何でも済ませてしまう私はどうしたら^^;
「物の豊かさ」ではなく「心の豊かさ」を重視できるようになったのは、それだけ平和で恵まれた証ですね。
衣食足りて礼節を知る、という言葉の通りでしょうか。
歴史や伝統に、興味を持ってくれる人が増えているのは嬉しいことです♪
お金では手に入れられない大事なもの、素敵なお言葉ですね(*^^*)
スイーツ作りの楽しさはという質問に、トライアンドエラーによる効率性の追求という答えに、昭和生まれのおっさんは、スイーツづくりは、手間を惜しまず、時間とお金を無駄にしながらも自己満足を味わう浪漫じゃないかと思いましたが、レモンタルトを作る可愛らしくて真面目な青年でした。
お仕事の面接で
こう結びつけると仕事もテキパキ出来る人という
感じがしますね。
一番おいしくなる方法を
あれこれ工夫しながら楽しく作ってる・・だと
とても気持ちがこめられている感じがします^^
分量を間違えちゃった沖人さんは
とっても人間らしくていいですけどね^^