トランプ氏、対メキシコ関税「無期延期」
- カテゴリ:その他
- 2019/06/10 05:04:11
https://www.afpbb.com/articles/-/3229016
愚かにして無知蒙昧なるトランプ大統領は、対メキシコ関税の段階的な引き上げを中止したらしい。
メキシコからの輸入品に毎月5%ずつ関税を引き上げるというトランプの政策に対しメキシコが
アメリカからの農産物の輸入品に5%ずつ関税引き上げで応じればアメリカとメキシコの経済は疲弊したことだろう。
共和党と各種団体がトランプにNOを突きつけた今回の関税騒動。
メキシコからの輸入品の関税を上げたら、アメリカ経済の打撃になるという当たり前の理屈が制したわけだ。
中国からの輸入品に25%の関税をかけたので習近平が怒ってアメリカからの農産物に25%の関税で報復した。
このためアメリカの農家は「中国に農産物を売れなくなったのはトランプの責任だ」と怒った。
これを鎮めるためにトランプは農家の損失を税金で賄っている。
中国は農産物の輸入先をロシアに切り替え、共産主義国同士でウインウインの関係を構築した。
中国からの輸入品に25%の関税をかけても、共和党や経済団体はトランプに大規模な反発はしなかった。
ところがメキシコからの輸入品の関税を増やすと言ったら激怒した。
恐らく中国からの輸入が駄目でもメキシコから輸入すれば対応できる品目が多かったのではないだろうか。
そういう小売業の都合を無視してメキシコにも無茶な関税をかけると言い出したのでトランプは猛反発を食らったのだろうと推測できる。
現在NYダウの株価は大きく回復している。
今回のメキシコ関税騒動で株価が急落して随分、損をした人も居るだろうけどトランプ大統領という
政治的なリスクを排除しないと経済の安定成長などあり得ないのだと、そろそろアメリカ国民は悟っただろうか。
来年の大統領選挙でトランプが続投する可能性は減ったように思う。