てり
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/06/04 02:41:48
立ち眩みと眩暈に唆され
夢を見た
判らないよね 口にしてくれなきゃ
目の前ばかり追いかけて見失った心
今 何処にあるのかな?
やかまし過ぎる日々に
救われている
君が 僕が 一緒に手を繋ぎ合い
駆け抜けるはずだったあの道は
今 何処にあるのかな?
緑生い茂る中に吹く風はちょっと苦手かな
其れより大きな木の下で
休んで居たいよ
心預けて思いっきり眠りたい
大樹が広げる枝枝はきっと気持ちいいはず
判らないから判ろうとして
判り過ぎて消えてしまった
何で 答えなんて
口にしたんだろうね?
僕は医者でも先生でも無いのに
只の一人の男なのに
君は微笑んでいたけれど
其の心の中は
気づけなかった油断した
プロでも無いのに勝手をして
消えてしまった僕の希望
失ってしまった僕の夢
諦めるもんかって いても
只の強がりだよね
迷惑だよね
だから 今 太陽の眩しさに
たちくらんだ自分に
叱咤して
握っていた指を解いた
そして コロコロ転がっていく
大事な其れが透き通って消えるまで
眺めてたんだ
日射病は蜃気楼を呼び起こす
程よい苦しみを与えてくれる
そして 暇を得るのさ
コロコロ転がって
消えて逝くのをさ
ほへ?
初めまして。こんな感じもあるんじゃないかな?と思っての創作です(´∀`*)ウフフ