2019/4/24
- カテゴリ:日記
- 2019/04/24 20:14:35
雨と曇り。
北朝鮮の金日成(キム・イルソン)元主席が実際は金成柱(キム・ソンジュ)という名前の人物であり、高校時代に友人を殺害したことがあるとする内容の米中央情報局(CIA)の機密解除文書が存在することが確認された。米VOA放送が7日報じた。
CIAは1949年9月に「金日成の正体」と題する文書を作成。同年12月に国務省に報告され、2011年に機密指定を解除された。
文書によると、本物の金日成将軍は日本の陸軍士官学校を卒業し、1919年に白頭山一帯で抗日運動を展開したが、いつしか姿を消した。そして、「金日成」と名前を変えた金成柱がその役割を取って代わった。14歳の時に満州に移住した金成柱は高校在学中に友人の所持金を盗んだことが発覚し、その友人を殺害。さらに、ソ連に行くための資金を得るため、ハルビンではチェという姓の男性を殺害した。その後、18歳の時に満州東部を放浪中、中国共産党幹部の李立三に出会い、共産党員になった。李立三は31年10月、金成柱の名前を金日成に変え、金成柱は金日成の名前で白頭山ゲリラ軍の司令官として活動した。
金成柱は共産主義を広め、残忍な行動に及び、李立三を満足させた。それがソ連のスターリンの耳にも達した。ソ連は42年、金成柱を招き、3年間にわたる厳しい訓練を受けさせた。CIAによれば、日本敗戦後、スターリンは金成柱に「金日成」として生きることを指示し、北朝鮮の共産党総書記に指名したという。VOAはまた、別のCIA文書を引用し、金日成が51年6月6日、北朝鮮軍の将校に暗殺されかかったことがあると報じた。右肺を負傷し、治療を受けたという。
チェ・ウンギョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版