【お話】卵と妖精と、秘密の森と。
- カテゴリ:コーデ広場
- 2019/04/12 08:00:16
もうすぐイースター。森の中に、世界の魔法、力のかけらがこぼれてないかしら?
もらったステキコーデ♪:15
レント。それは、世界に満ちる力がひと息ついて、新たな相をまとおうとするころ。
新しい命の始まりの、イースターに向けて、バランスを取る時期。
春分の日は、世界がリセットされるの。
冬の力が春の力に交代して、かたく凝って内に向かっていた力が、息をついて、外に向かい始める。
でも、まだ、不安定。冬に戻ろうとしたり、急いで春になろうとしたり。
春分のあとの、レントのころは、そんな気候に振り回されて、心の状態も浮いたり沈んだり。
魔法の力も、暴発気味。うまくいったり、いかなかったり。
なんでこんなことが? みたいなことが起こったり。
気疲れで、体もお疲れ気味。
だからレントの時期には、魔法はひかえめに。
生活も、ひかえめにして。そうして、
冬の間に失ったものを、見送りましょう。
失ったことを、きちんと悲しみましょう。
心を深く沈めて、整えて。
見送ることで、ありがとう、と、愛と感謝を贈りましょう。
どうしても手放せない悲しみには、祈ることで、
嘆きを天に送りましょう。
大切なものに、大切な人に、ただ、
愛と感謝を贈れるように。
レントは、そんな時期。
イースターには、新たな命の力が爆発するように世界に現れるから。
その力の爆発に耐えられるように、
心を再点検して、魂に力をたくわえるの。
ここ、妖精の森では、
冬の冴え冴えとした光の切れ端と、春の爆発しそうな気のかけらが、あちらこちらに落ちている。
卵のからで、すくって集めましょう。
空っぽの卵には、力がうまく集まるから。壊れやすいけどね。
そうして集めた力を使って、新しい命への、おいわいの魔法を編みましょう。
再生する命の歌を、流れに乗せて、奏でましょう。
見送った命のために。新しく世界にやってくる命のために。
愛に根差した魔法の歌、感謝でいろどられる優しさを。
悲しみも、苦しみも、入ったままでいい。ただ、歌を。
祝福の歌を……。
それまでは、魔法はご法度。必要最低限。
今は、レント。
イースターのお茶会まで、静かに。祈りと共に、過ごしましょう。
***
妖精の森のイースターな感じで。
お返事途絶えがちでごめん
コメいつも感謝です