水底の遺跡
- カテゴリ:コーデ広場
- 2019/02/23 18:17:55
うさぎたちの遺跡
一時期、沖縄の海底に遺跡がある!
と騒がれたのを憶えていますか?
結局のところ、あれは単なる自然の造形だった……という事になってしまいました。
大変、残念です。
海底遺跡といえば、もっともメジャーなのはなんだろう。
実は、建物とか町が本当に沈んでいたという話はとんと聞きません。
けれど、一夜にして沈んでしまった大陸、アトランティスの伝説とか、
もっと規模は小さいですが、海底に沈んだ町の伝説はフランスにもあるし、日本にもあります。
面白い事に、いずれも「××をしてはいけない」(像にこれこれの悪戯をしてはいけない)というモチーフが含まれるものがあります。
こんなに離れているのに面白いですね。
もしかすると、間の海域、たとえば海のシルクロードのどこかに同じような伝説がある、またはあったのではないかと思います。
一方、もっと規模の大きな伝説……
世界そのものが水没してしまうという伝説も、古くはギルガメシュの伝説、
旧約聖書をはじめとして、世界各地にあるのが面白いところです。
しかしこれは世界まるごとなので、遺跡にはならない。
遺跡とはちょっと違いますが、北欧神話でラグナレクの後に新しいアスガルドが浮かび上がってくる、と歌われています。
ああ、あとフィクションでも有名なものがひとつあります!
クトゥルー神話では、クトゥルーが海底のルルイエ(ルリエーという表記もある)に眠っているという話があり、日本人には大変人気です。
こんなにもみんな沈んだ町が大好きなのに実際の遺跡というと……これといったものがないんですよね~。
しかし!
沈んでいる遺跡というそのものはあります。
それは、沈んだ船なのです。
昔から、財宝を引き上げるため、古代~近世の船を引き上げるトレジャーハンターの話があります。
最近では、財宝じゃないんですが、大東亜戦争の頃の軍艦を発見するというプロジェクトがアメリカの財団によって進められていますね。
アメリカの軍艦だけじゃなく、日本の軍艦も含まれます。
中国人ダイバーなどが、フィリピン近海の海底に沈んでいる日本の軍艦に
悪ふざけをしかけるというケースがいくつもあるのに比べると、
アメリカ人は太っ腹というか、こういうところはとても公平ですし、
対戦相手であった日本へのリスペクトが大変感じられます。
沈没船も大変ロマンティックですね。
旧約聖書の、であります。説明が足りませんでしたね><
はははは~、あのシリーズは今、NEO、と題しまして新訳が出ていますよ~。
私感ですが、ヒロインのトーラが退場するところまででいいような気がします。
未訳ですが、スピンアウトものの、アトランのシリーズはなかなか面白いですが、続きは出てるのか未確認。
うおっ。『アーサー王の死』ですか~。
私はちくま文庫の版でしか読んでおりません。
欲しいのはやまやまなのですが、ハードカバーの準専門書は高いのでなかなか……orz
確かうちの市の図書館にはなかったんですよね……。
うわ~、URLありがとうです。
DQXI! 健闘をお祈りします。(応援のおどり)
まだ古代オリエント脱出が叶っていませんし、ギリシャ神話の後と思っていますから、
辿り着くのいつかな~。(トオイメ)
ドイツのそのシリーズは
噂には聞くものの、刊行巻数に恐れをなして手が出せていません(苦笑)。
現在は、3月10日発売の学術書(!)を読む為に、
「アーサー王の死」(1巻辺り400ページ前後が5冊)を図書館から借りてきています。
このご本の刊行記念で、編著者さんたちによるトークイベントが
東京で開かれるそうです(遠くて行けませんってば……)が、
告知サイトさん
http://bookandbeer.com/event/20190323a/
をスクロールするなり。
いえ、K先生ってそういう方だと存じていました(mixi時代からこういう方でした)から、
崩壊まではしませんでしたが、腹筋が……。
公式サイトさん
https://www.mizukishorin.com/ikaasa
が中身のチラ見せをして下さるのですが、発売前から楽しみな書です。
諸事情あって発売日に購入は出来ないのですが。DQXI急いでクリアしなきゃ~。
う~ん、エジプトのピラミッドにそのような属性があったという話はちと憶えていません。
一応、これは誰それのお墓、みたいになってますから、月と太陽とか、男と女みたいな対比はないんじゃないかと思いますが~。
なるほど~。
私、そのあたりはまるっきり映画から離れていたんです。
なのでわからず><
今度、Amazon Videoか何かで探してみます。
バイオレンス?
大好物です~。
これは楽しみになってきましたね~。
潜水船も面白いですね!
潜水船はヨナの鯨の方がイメージ近いですけど、方舟が沈んでいるのもなんか面白いです。
宇宙船は、そうそう、それですーw
他に、ドイツのえらく長い長い長いシリーズの中に、その名も「フラグメント船」なるものが出てきまして、
これがでこぼこした方形なんですよ~。
宇宙dあと対気なんたらを気にしなくていいから、どんな形でもオッケー、という事のようで。
Shape of waterは、2年前のアカデミーベスト映画賞を受賞した作品です。とってもアートっぽい映画ですっごく好きです。もし、うさぎさんがバイオレンスな映画がお好きなら、おすすめできませんが・・・・。大人のダークファンタジーですよ。
アクアマン、あとでチェックしてみます。
○ーグキューブですね。解ります。
宇宙空間でも、何故か頂点などでなく、面が上下を向いている……。
方舟って、実は舵や動力の無い潜水艇だったりして。
非常に大きな密閉空間で、
陸に打ち上げられてからハッチを開けなくては浸水して危険、みたいな。
密閉空間があるから、水面に浮きこそしなくても、
水底に沈んだままということは無くって、流されて、流れ着いたのが……駄目?
構造体の強度とか酸素不足とかは、あの時代に考えないの!
バランスが悪いことの解決にはなりませんね。どうも済みませんでした~(笑)。
山頂の神社に参詣するのも険しいけど短い男坂と、なだらかだけど長い女坂があったりしますね。
日本はそもそもなんでも「夫婦(めおと)」にするのが好きです。
夫婦岩とか夫婦茶碗とか。
そもそも村の境にたてる道祖神も男女のペアです。
男女、夫婦なのだから子宝に恵まれるように、という発想は当然あったのでしょうね~。
メキシコのピラミッドが男女のペアになっている理由も凄く気になりますね。
きっとなにか理由があるはずです。
こういう事を考えるとほんとにわくわくします。
Shape of Shadow 、これはちょっと記憶にありません。
どんな物語なんでしょう。
映画になっているといえば今上映されている「アクアマン」……?
こちらにも興味が湧いてきました~。
マーマンで思い出しましたが、Shape of waterという本、読まれたことはないですか。最近映画にもなってるのですが、映画も本もどちらも素敵です。同じディレクターが、私の好きな子供の怖い話をまたまた映画化してるので、そちらも見てみたい(今年アメリカ公開予定)のですが、もし、この映画を見る機会がありましたら、ぜひ、ご覧になってみてください。
おおっ。
素晴らしい情報をありがとうございます。
別府の沖合に、沈んだ島があるという伝承は知っていましたここにもですか……。
日本全国探せばもっとあるのかもしれないですねえ。
火山のおかげで新島とか広くなった島というのはニュースになりますが
沈んだ島もあるのかもしれないですね。うぅん。
そうそう、方舟って文字通り箱船、なんですよねー。
水に浮かべたら確実に沈みますよ。
バランスが悪すぎるし。
それで私思ったのですが、あれって実は宇宙船なのでは。
宇宙船なら立方体でもぜんぜーん問題ないですし……。
だめ?w
まあ、方舟はどこか向かう先が格別あったわけではなく、水から避難できれば良かったので、
浮かんでさえいれば良かったのかもですね。
浮かべばですが……。
考えると、凄い謎ですね。
千件は誇張が過ぎると思いますが。(裏は取れていませんが、「千件」は地名との説も?)
歴史・芸術・魚・びゃくしんの島「二神島」
http://www.matsuyama-edu.ed.jp/~s-futaga/hutagamisima/hutagamisyoukai.html
実際には、地震で壊滅的打撃を受けたので、他所に移り住んで衰退した
といったところなのかもしれません。
この伝説には、「禁を破って云々」は付随していなかったような。
ところでこの島、ぐぐるさんの航空写真で見てみますと。
https://www.google.co.jp/maps/@33.8511113,132.5261145,1873m/data=!3m1!1e3?hl=ja
あっ、あら。以前見にいったときには無かったタグが……。余計な事を(苦笑)。
ま、まあ、拡大して見てみて下さいませ。
ギルガメシュ叙事詩の後は旧約聖書に行こうかと思った(読書順のことです)のですが、
洪水伝説はギリシャ神話にも登場すると読みましたので、
成立順に読んでいこうとすると旧約聖書よりそちらが先かな、と思っております。
現在はギルガメシュ叙事詩の洪水伝説の元になったと思しきお話、
「アトラ・ハシース叙事詩」を読んでいた途中で返却期限が来て、他のご本に浮気中です。
ギルガメシュ叙事詩に登場する方舟、標準版と呼ばれる版では直方体ですが、
もっと古い版では見事な立方体で。
いくら中を7層に区切って、更にそれぞれの層を9区画に分けていても、
バラスト積んでなかったら頂点の1つを下にして浮いちゃうからずっと傾いちゃうだろ~っ!
と即ツッコッミでした。
叙事詩が成立した地域は、水運とは縁が無かったのかしら?
樹は遠方の物ですらせっせと伐採して、建造物に使用するために運んでいたようですが……。
浪漫ですよね~!
ぜひ、描いて下さい。
その作品を見られたらいいな~。
私は昔からよく、海中にいる夢を見るんです。
素潜りをしている場合もあるし、マーマンではないんだけど、なぜか水中でも息ができる人間としている場合もあります。
眼下に潜水艇があったりしてね。
一方海岸にいる夢では大抵大波に襲われます。
海底ピラミッドは私もなんとなく憶えているんですが、詳細は思い出せません。
日本のあちこちに、四角錐っぽい山があって、ピラミッドではないかと言われてますね~。
日本のピラミッドっぽい山は、蛇がとぐろを巻いた姿に古代見立てられて、信仰されていたという話があります。
蛇が水神として崇められていましたからね。
実はこれも、陸上の蛇ではなくて、ウミヘビだという話があるそうです。
つまり日本の蛇信仰はただの水神ではなくて、海にルーツがあるみたいですよ。
メキシコのは完全な四角錐ではなくて、階段ピラミッドだったように思います。
天に近づきたいという思いは人類共通なのかな。
塔を作るよりも、階段を作っていく方が設計は簡単なような気がしますね~。
つまりピラミッドを築くのは凄く難しいです。
しかし、今の考古学では、石器時代にも、石でかなり複雑なものを建造していたという結果が出ているので、実は古代の文明も馬鹿にしたものではなさそうです。
海底の国も昔から人間は夢見て来ましたね。
日本では竜宮ですし、支那でも海中に竜王が住んでいるし、
アイルランドでは海神マナナン・マク・リルがやっぱり海に住んでいますし。
そういえばスコットランドのマーメイドであるメロウは、
漁夫の魂を籠にいれてしまっているという伝承がありますね~。
沖縄の話し、英語のニュースで読んだ記憶が・・・・・。それに確か、日本のどこかでピラミッドが海底に沈んでいたと思います。それも英語のニュースで読んだことがあると思うのですが、ピラミッドという発想もエジプトだけじゃなくてメキシコにもあるし(実際に見てきた)日本にもあったんだととても興味惹かれました。
沈没船というと私はマーメイドをイメージします。マーメイドたちが沈没船の周りを泳いでる・・・・・みたいなイメージ。タイタニックも沈没船ですよね。軍艦よりも豪華客船の引き上げの方がもっと興味惹かれるな~。