水の都ヴェネツィア
- カテゴリ:コーデ広場
- 2019/02/21 18:15:05
星空の白うさぎ
水の都ヴェネツィア……英語読みならヴェニス。
当地の方言ではヴェネッシア(子音がちょっと複雑なので正確に表記できない)。
これほど特異な都もなかなかないでしょう。
まず第一に、この都は潟にあります。
水面より上、杭の上に立てられた集落がもとだったと聞いています。
さすがに石造りの都が杭の上ではない……わけで、島の上に建設されています。
縦横に運河があって、ヴェネツィアのゴンドラといえば大変有名ですね。
運河の上にはたくさんの橋がかかっていて、それは日本でいえば太鼓橋。
つまり水面に対して水平ではなく、アーチ型にかけられています。
このため、ヴェネツィアの中では車を使う事はできないようです。
歩くか、舟を使うか。
どっちを選ぶ!
ちなみにゴンドラの傭船料は高いですが、水上バスもあるそうです。
もうひとつの大きな特徴は、この都がずっと総督に支配される共和制であった、という事です。
貴族といっても領地を持つ軍人貴族ではなく、荘園領主でもない。
商人貴族というようなものでした。
つまり、貴族と言えるほど富裕な名門名家が治める都であり、総督も世襲制ではなかったのです。
アドリア海に位置するヴェネツィアは、交易には敵した位置取りだったのでしょう。
その一方で、イスラム勢力(トルコ)との地中海覇権争いはなかなか熾烈なものだったのだとか。
このどちらの特徴も、当時のヨーロッパでは大変ユニークなものだったのですね~。
そのためでしょうか。
北イタリアの民話では、ヴェネツィアは面白い特性を持っています。
それは、魔法使いの都だというものなのです!
ヴェネツィアの商人は魔法を使う。
そんな風に描かれている事がよくあります。
おそらく、ヴェネツィアが商人の都であって、共和制であったという事が大きく影響しています。
つまり、王や諸侯に支配されていたのではないですから、「王権は神によって授けられる」とされていたため、ローマ教皇と切っても切れない関係にあった王や諸侯と違い、比較的教皇庁からは自由だったんですね。
ということは、異端視されるような人々、たとえば錬金術師といったような人たちも、住む事ができたのではないでしょうか。
商人貴族の庇護を得られたなら、ますます安心して住めたでしょう。
同じく、ユダヤ人(彼らも民話ではキリスト教徒から見ると、悪魔と契約しているとか、魔法を使うと思われていた)も他の国よりは住みやすかったでしょう。
イスラム勢力と覇権争いをしていたという事は、他方でイスラム世界との交流もあったという事です。
物事は表裏一体ですからね。
異教徒もまた、他の国よりヴェネツィアは暮らしやすかったのではないでしょうか。
異教徒や異端者。
いずれも、教養のない……あるいは、狂信的なキリスト教徒からは、魔法を使うとみなされていた存在です。
そこで、ヴェネツィアの商人は魔法を使う!
そう考えられる下地が充分に整ったと……。
当のヴェネツィア人がその事を知っていたかどうかは、わかりません。
素敵でしょう。
今度ゴンドラの方もコーデしますね~。
ん? むむ?
念力ですか! それは凄いじゃないですか~!
そうそう、ゴンドラ漕ぎたいですよね。私のは、念力で動くんです!
ありがとです!
これは去年のPものだったと思います。
今Pショップは星の背景とか出ていますが、例年夏あたりにはこんな感じのものがリリースされたりします。
実はこのオール、金色のゴンドラもあります。
それを今回流用しているんですよ。
だってゴンドラだから。
ゴンドラを漕ぐ、という形にしたいじゃないですか。
浮かぶゴンドラだったとしても~。
民話といえば、イタリア人はピノッキオのお話がみんな大好き。私の先生や友達がピノッキオの歌を歌ってくれました。とっても可愛いです。歌詞の意味は、さっぱりでしたが・・・・・。
確かに、対立している文化圏や政治圏で飛び地があると大変ですよね。
テロリストの流入は困る!
けれども文化の混淆は非常に魅力的なものを生み出すこともあり。
それにしても二千年の長きにわたり、外国に奪われたままの土地というのも、ご当地の人々にとってはなんともいえぬ悔しさがあるのか。
それとも利用価値の方を認めているのか。
いやはや複雑なことです。
ですよね~!
憧れの都です。
いつか。沈んでしまう前に。
そうなんですよ~。
年々沈みつつあるようで、心配な事です。
あんな美しい町、なんとかして守れないものでしょうか。
いえいえ。
掌で震えている……それは、勝てませんね!
めろめろになってしまいそうです。
はい、そうなのです。
母がアレルギーがあるのとうさぎ嫌いで>< (大嫌いなねずみと同じ前歯だからいやなんだと)
うさぎの爪はだいじょぶかなとも思うのですが、私も引っかかれると感染症になりやすいので、
ちょっとむつかしいかなと思っています。
ありがとです!
ニコタで楽しみます~。
綺麗でした☆
でも、少しづつ沈下しているとか・・・・。
祈るのみですね☆
うさぎの件、伝言板にコメ感謝です☆
昔、クリスマスプレゼントでうさぎの手乗りくらいの大きさの真っ白のを頂き育てました☆
手の平の上で震えていたうさぎが可愛くてかわいくて☆
愛おしく思いました☆
少しお世話は大変ですが 飼えますよ☆(^-^★☽♪
でも 翔(うさぎ)さんの体調を考えると、無理なのかも…ですね☆
二コタでいろいろできて ラッキーですね☆
おおっ。
水上バスはさすが公共交通機関ですね。500円程度というのは心強い値段です。もしかすると東京の水上バスより安いんじゃ……もしかすると。
そのかわり駐車料金はさすが高いですね!
日本は場所にもよるけど、8000円はかからない気がします。
都心でももうちょっと安い、かもしれない。
イタリア、ワインもチーズもパンも、地方によって違いますよね~。
そもそも、「イタリア」にまとまったのがようやく前世紀くらいだったような。
ばらばらの都市国家だったり公国だったりしていた歴史の方がずっと長いんですから、お国自慢も当然ですよね。
でもお国自慢ができるというのは国を愛しているという事で、とても良い事だと私は思うんです。
私は民話の本を集めるのが好きで、北イタリアの民話の本もほんの偶然、古書店でみつけました。
こんな風にヴェネツィアの人が見られていたというのも、
イタリアがもともとたくさんの小国だったからだろうなと思います。
ガチャは私も意表を突かれましたw
ちっ。ヴェネツィアじゃないのかよ~。
ですが、以前あったヴェネツィアがテーマの黒ガチャアイテムと相性は良さそうです。
今回の目玉のゴンドラは浮かぶみたいだから、オールはいらないんだろうけど、なんかそこが心許ないですね。
オール、あわせちゃおうかな。
まあ、水の遺跡というのも魅力的なのでいいかなあと私も思います!
ガチャあわせのP背景はどことなくローマ水道に似ていますが、jijiさんに以前見せていただいた絵にもモチーフが通じていていいですね~。
水上バスだいは、500円くらいだったでしょうか?全部、友達が出してくれたので、うろ覚えです。
イタリアはたくさんの小国からなっていて、いまだに独立心がすごくあります。そして、自分の住んでいる町(もと小国?)をすごく誇りに思っていて、とっても自慢してくれます。チョコレート一つとっても地方によって違うんですよ。
ベニスが魔法使いの住む町だったというのは、知りませんでした。とっても面白いです。今度、イタリアへ行ったらぜひお友達に聞いてみたい。今は、たくさんの芸術家たちが世界中から集まって、芸術家の町として有名ですが、住むにはとても物価が高いとゴンドラ漕ぎのお兄さんが話してくれました。
ベニス、何度も訪れたくなる本当に魅力的な街です。きっとベニスの魔法に私はかかってしまったのでしょうね。
ところで、ガチャ、想像していたのとは、違っていましたね。ベニスがよかったけれど、神話っぽいのもまた創造力をかきたてられて、それはそれでいいかな~。