うむ・・・
- カテゴリ:日記
- 2019/02/15 20:59:36
今回は「沈まぬ太陽」山崎豊子。
アフリカ篇、御巣鷹山編、会長室編の全5巻。
何回か映画になったのかな?
主人公の潔癖さというか責任感の強さというのは凄いなと思った。
でも、家族の我慢と犠牲の上に成り立っている。
そして最後にはまた流刑の憂き目にあう。
そうして鬼か悪魔かって感じの人達は栄華に浸っている。
確かに最後には捜査の手が伸びる感じがあるけど・・・
それで明るみに出たところで、ちょっとの辛抱でまた続きが始まるだけなんだろう。
正直、この本の感想はやったもん勝ち、長い物には巻かれろ。
悪いことが出来る奴が得をする世の中なんだよね。
泥棒に入られても盗まれた物が返ってくることは無い。
泥棒は捕まったとしても数カ月で出てくる。
人を殺したって、数年で長くても十数年で出てくる。
詐欺にあっても被害届を出さなければ事件とされない。
警察で被害届の提出を思いとどまるように言われることもある。
政治家の中にも汚職したって大々的に報道されたにもかかわらず、のうのうと政治家を続けて目立っている人がいる。
真面目にやってる人は使いまわされて、目障りになれば・・・
主人公はブロンクスの動物園に行く。
そこには鏡の間というのがあって、鏡には自分(人間)の姿が映る。
その鏡の上に書いてある言葉は「世界で最も危険な動物」という言葉だった。
実話をもとにしているからだろうな、勧善懲悪のご都合主義の最後じゃなかった。
真面目に生きるってことを考えさせられた・・・
一年の日数も変わる?
うるう年が微妙なことになる?
時計はいいのかな?フム・・・
ちゃんと社会ルールにしたがって自分のためのやりたいことやろー。
悪いやつらが得をしてもプラマイゼロだから必ず損する時がくるよ。
ぶれずに自分の信念にしたがいつつ楽しむ。