鈴ちゃんは、怒るんだけど。
- カテゴリ:人生
- 2019/02/06 18:48:06
今日は、少ないとはいえ、フツーにお客様があって、
フツーに仕事をしていたのですが、
唯一、フツーでない変な人が、敷地内を徘徊していました。
速攻、警察を呼んだのですが、
ちょっと思うところあって、警察の緊急出動をキャンセル。
なんだか、可哀そうになったんです。
こんな人、いるんだ・・・
今の日本に。
むかし、わたしが子供のころですが、
大坂の天王寺というところの地下道に、
「お乞食さん」と呼ばれる人たちが、たくさん蹲っていました。
そこを通るのが、とても恐かったのを覚えています。
今日、うちの敷地内を徘徊していた人も、
失礼ながら、そこから抜け出てきたような人でした。
ズボンの左右が、縫い合わされて裾の長さを調整してありました。
その縫い目も、1センチはあろうかと思える波縫いで、
糸の代わりに、青いテグスを使ってありました。
よく見ると、帽子も、つばの部分とアタマに乗る部分が、
別々のを、同じ青色のテグスで纏っています。
ズボンや、ジャケットはボロボロに破れており、
空っぽの異様に大きなバッグは、
いろんな布を、縫い合わせただけのようです。
鈴ちゃんが、
「なんで、こんな空っぽの大きなバッグが要るの?」と聞くと、
「何か、拾って帰ろうと思った」と言っていました。
「他人の土地に勝手に入って、
要らないものを拾って帰るっていうのは、泥棒ってこと?」
「違う。要らないものを貰うだけ」
どう見ても泥棒だよと、わたしも最初は、なんか怒ってたんですが、
途中から、可哀そうになってきてしまったんです。
「今日のところは、身分を証明できるものがあれば、
警察には、言わないで帰ってもらうけど」
そういうと、国民健康保険証を見せてくれました。
も、一回びっくり。
関西でも屈指のお金持ち街と同じ住所です。
まあ、そんなお金持ち街のはずれにでも、
このおじいさんの家はあるんだろうと思って、
ムリクリに、納得はしたのですが・・・
あとで調べたところ、
お金持ち街のど真ん中のおじいさんの家らしきものがありました。
(グーグルストリートビューで検索)
ものすごい豪邸が立ち並ぶ中の、ゴミ屋敷でした。
間違いない、ここだわ~。
人生って、ほんと小説より奇なりです。
おじいさんに、どんな生き様があったのでしょうか。
おじいさんは、ここまで自転車できたようです。
(それもかなりの距離)
「おなか、すいてないの?」
「だ、大丈夫です。お金は、あります。」
そう、ひとまず安心。
じゃ、気を付けて帰ってね。
おじいさんを見送ってから、
鈴ちゃんに、ちょっと叱られました。
「たとえおじいさんでも、ゴハンを食べさせたりしたらダメ!」
だって、可哀そうだったんだもの。
絶対、お腹空いてるって。
爪も、指先も真っ黒、
運動靴も、破れていたし。
暖かいゴハン、食べてないんだろうなって気がしたんだもの。
「それでもダメ!」
本人が言っていたことには、
前も何回か、うろつきまわっていたんだそうです。
だから、鈴ちゃんが、ダメだって。
そういえば、おじいさんが出した保険証は、
ボロボロの婦人用の長財布に入っていました。
考えれば、それもおかしいかも。
やっぱり、警察に人定かけてもらった方が良かったのかなあ。
なんだか、久しぶりに、
むかしの天王寺の「お乞食さん」を見たような気がしました。
だけどなー、
すんげーとこに住んでる「お乞食さん」だったなあ。
おじいさん、大変な人生だったんだろうなあ。
今夜は、暖かい食事ができたでしょうか。
・・・
ぐすん。
なんか、悲しくなってきた・・・
失礼しました><
おじいさんが出した保険証は、ボロボロの婦人用の長財布に入っていました
関西でも屈指のお金持ち街と同じ住所
おじいさんは、ここまで自転車できたようです
人生って、ほんと小説より奇なりです。
おじいさんに、どんな生き様があったのでしょうか。
なんか、悲しくなってきた・・・
↑↑↑↑↑
すずき はなこさんのブログ見て
はい。私も悲しくなってきました。 (>。<。。。。。。。。。。。
すずき はなこさんも 大坂に住んでたことあったのですね。
私も以前、大阪の心斎橋あたりに住んでいた頃、
だいぶん遠くの場所の少し外れの橋の下、めったに行かない場所に
どうしても行く用事があり行ったとき 見つけたのですが、
段ボールや空き缶を集めて生活している人たちを見た事があります☆
橋の下に 雨が当たらないように 段ボールで家を作り 住んでいました。
少しこぎれいな家は 表札があり 犬を飼い、おじさんが読書されていました。
段ボールをひいただけの人もいました。
そことは かなり場所が離れた反対側の お寺のある街のそばには
黒いビニールで 動いているものを見つけたことが あり。中に人がいるようでした。
怖くてびっくりして あとで聞いたら
いつ死んでも 弔ってもらえるからでしょうか。
夜になると そこに来るのだそうです。
人生って 生活レベルという意味の 上を見ればきりがないし、
外で段ボールで暮らすという選択肢という意味の、そういう生活をしなければいけない人や
あえて、そういう生活を選び 好んでいる暮らしている人で 変わってきます。
当時、いろいろ人生を考えたことを思い出しました。
そう、そう通り、おっしゃる通りです。
じゃ、「持ち家か、賃貸か?それ以外か!?」についての記事に変更します。
大阪の高級住宅地にボロだけど家はちゃんとある…
お金には困っていない… 何なんだ?一体。
年金を貰っているような歳で、生活保護も受けているのかな…
身なりに気を使わなくなってしまった理由とか、
どんな生活をしているのかとか、こちらを納得させてくださいとお願いしたくなりますが
とんでもない経歴の持ち主の可能性もありますからね。
他人がケアできるレベルではなさそうという気はします。
はなこさんお優しいから、うっかり憐憫の情をかけて大変な目に遭わない様に
鈴ちゃんが心配されてるのだと思います。
万博が開催されるときに、クリーン活動とかで
いっせいに行政による強制撤去退去がありました
大阪もそうでしょうか?
はなこさんの気持ち優しさはわかります
あだになりませんように!
なんなんだ?「もったいない」の権化・・・?ゴミ屋敷だとか、要らないものを貰って帰るとか言うのは
節約の度が過ぎた結果なのか・・・。いろんな人が居るんだな。
可哀想だと思ったら 情が出てしまう事もありますよ・・
購入時はバブル期だったので、いずれ転売して都心に近いところに住む予定でした
でも・・・すぐバブルがはじけて・・・売れず・・・
ローンは完済しているので、先々売って、利便のいい駅近の高齢者専用住宅に住みたいと思ってます
マンションは、エレベータ付きの2階か3階が、年取ってくるといいかも~
お金は掛かるけど、修繕は計画的にやってもらえるし!
自主管理でなければ、ゴミ集積所等の掃除当番もないです
近所の戸建ての人を見ていると、結構歩いて、ゴミ集積所に行く人が多いです
マンションなら、敷地内にあるしね!
家の中がフラットなのも、掃除とか楽ですよ^^
お金のことを抜きにすれば、賃貸のほうがいいと私は思ってます
何か壊れたら(故意ではなく寿命で)、大家が直すし、
飽きたり、古くなったら、引っ越せばいいしw
よく「家賃より安いです」って広告があるけど、
ボーナス返済は無視してるし、管理費等も無視してるから、
結果、年間に支払う額が違うことは多いですよね
それに、固定資産税もあります
得か損かは、お金だけで図れないかもしれません^^;
お金だけの問題じゃないかもですね(^_^;)
家と言うのはライフスタイルによって移動して行くのが
これからはいいような気がしますね。その時その時、自分や家族の
求める条件や環境って違ってきますし・・・
いつも、コメントありがとうございます。
日本国憲法では、国民は健康で文化的な生活を保障されているんでね、
本当は、おじいさんも、そういう選択肢があるって納得できればいいんですけどね。
「家を買うか、賃貸か、どっちが得か」
これはねえ、一言では言えないんですよねえ。
その人の人生設計に関係しますし、ライフスタイルにも大きく影響します。
公営住宅は、確かに安いですが、いろいろな問題もあると聞いています。
でも、時間があるんなら、一度公営住宅に申し込んでみられるのも良いかもしれませんね。
「時間」というのは、抽選にすぐ当選するとは限らないという点です。
そっか、今度は、「家は買うのが得か、借りるのが得か」について、書いてみよっと(^^♪
ネタの提供、ありがとうございましたーっ!
不動産って、賃貸と購入、どっちが得なんでしょうね
賃貸でいっかーと思ってたら、60を過ぎたら追い出されるという話を聞いて、購入の方が良いのかと思ったり
市営住宅なら、年をとっても追い出されないかなーと思ったり・・・ふぅ。