Nicotto Town


速水猛のブログ アルカディア「Ἀρκαδία 」


国家諜報局777号「バハマの酒」


さて、ダコタ輸送機から、降りてきた、男たちは「速水」たちに声を掛ける


「ロジャー」「やあ、みんな、ロンドンから、空輸便のとどけものだよ、クリスマスには早すぎるかな」
「ケニー、岡部」「皆さんお揃いで、俺は、岡部といいます、担当は、どこになるのかな」と話しかける

 「速水」「珍しい、お客だな、まあお茶の時間にはまだ早いさ」と冗談を言う

「今野」「ロジャーの旦那は何を持ってきたのかな、楽しみだぜ」

「ロジャー」「スポーツカー一台と、軍服一式、燃料と、予備装備だ、岡部さんは、整備士だよ」


「岡部」「さて、荷卸開始だ、いいものたちだよ、と荷物ゲートを開けると、ドラム缶と、スカイレーダーの弾薬類をおろし始める、胴体の下には、二人乗りの英国のロータス製GTカーの、エラン・スプリントFHCが、吊り下げられていた、それをおろし、点検する
「岡部」「いっでもいいぜ、レースにでも出るのかい」と冗談を言う
「速水」はこう答える「車の払いは、アメックスカードでいいかい、それとも、バハマ銀行の小切手がいいのかな」と、答える
続く





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