原子力防災訓練
- カテゴリ:仕事
- 2019/02/03 00:30:19
玄海原発で事故、の想定での避難訓練。
10人ちょっとバスで連れてきて放射線測定訓練をする・・・、と言うもの。
金曜の午後に会場へ行って検査エリアだけビニールを床に張る(養生)だけで3時間かかりました。
本来は、屋内全体に養生しないと行けないそうですが、無理!
車両の汚染検査に15分程かかりましたが、担当した九電職員曰く
「今回は訓練として念入りにやったが、本番では通過するだけで済む機械を設置する」とのこと。
そこから避難住民の検査訓練ですが、1人あたり1分強かかってました。
こちらも本来は、車両検査がOKなら検査しないとのこと。
本番で、住民を避難させるバスの運転手が避難区域への運転を拒否しないかだとか、避難所や中継地をすぐに確保できるのか、確保できた避難所・中継所の養生に掛けられる時間はそんなに無いから養生に掛ける時間をどうやって短縮するかとか、警察は交通整理のために来ていたはずなのに突っ立っていただけだったとか、問題は山積み。
その問題を統括する県庁消防防災課の担当もたった3人しかいなくて、看板を設置しただけで何もしないし。
今回の訓練では、避難が大変な身障者役がいなかったり、乳幼児連れやペット同伴がいなかったりで比較的楽でしたが。
訓練終了後、撤収のため3時間かけて養生したビニールを10分少々で剥がし終わったのが何とも。